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無事に帰って来たよ @ アブレーション2023

 

 

 発作性心房細動のカテーテルアブレーション(以下アブと省略)手術のため、先週初めから某旧国立病院に入院してました。無事に手術も終わり、ほぼ1週間ぶりに帰宅できました。あ~よかった。

 

 入院2日目の朝9時から手術がはじまりました。手術と言っても開胸するわけではなくカテ―テルでの治療です。手術の前は、歩くことは当然普通にできるのですが、なぜか?病室からストレチャーに寝かされてアブ室へ。アブ台に移乗ししとたん、四方八方からスタッフの手が伸びて、様々な電極などとペタペタと上半身やオデコにまでつけます。

 

 そのうち「麻酔はじめますよ~」と声がかかりましたが、小生、全身麻酔って、少しづつ眠くなるのかと思っていたら、しばらくは普通に覚えていますが、ある瞬間からプツリと意識がなくなり・・、と言うかなくなったことも自覚していないです。目が覚めたら自分の病室のベットに戻っていました。いったい何時間意識がなかったんでしょう。?

 

 アブ室では全身麻酔してから、尿のバルンカテーテルをチ○チンに挿入していただいた模様で、そのご配慮に感謝いたします。だってあれ、恥ずかしいし痛いもんね。その後は本丸のカテ挿入で、足の付けと首からカテーテル挿入があった模様。

 

 小生、不覚にも術前の主治医の説明まで知らなかったんですが、全身麻酔すると自発呼吸もなくとなるとのこと。知らなんだ~(汗)。てっきり大いびきかいてて寝てるんだとおもってました(💦)。なので実際には挿管して人工呼吸器を装着して、舌根沈下による窒息を回避しながら酸素を送り込んで呼吸管理していた模様。(小生、意識がなかったもんで、すべて「模様」です)

 

 病室に戻って目が覚めた時、最初に感じたのは、「喉が超カラカラ」「腰が重くて痛て~(重りを切開部に乗っけてるので当然)」「今何時なのか、昼なのか夜なのかさっぱりわからん」でした。まあとにかく痛いので、ナースコールして痛み止めを出してもらいましたが、これ結構速攻で効きました。当日は終日ベットに寝たきりで天井だけを見つめて過ごさせねなりません。これ結構、しんどいです。手術よりもこっちの方が苦しいかもです。

 

 少し落ち着いてから主治医より、「肺静脈隔離(不整脈の“震源地”である肺静脈と心臓との結合部を、ぐるりと一周、輪のように囲んで焼くこと)はすべてうまくいきました。1ケ所ごつい筋肉があり、時間も通常より長くかかりましたが」と説明して頂きました、本当にありがとうございます。

 

 当初は、手術後2日して退院できるかなと思っていましたが、アブ翌日に38.6度の熱を出してしまいました。そして息を吸い込むと心臓(付近)が痛みます。ちょっと心配になりました。

 

 主治医の先生からは「心臓の筋肉を焼いた部分の炎症によるものでしょう。退院は少し伸ばして様子を見ましょうか」と説明があり、抗生剤の点滴と、消炎鎮痛剤の内服を続けました。投薬の効果もあり、翌日にはかなり痛みは軽減し翌々日はすっかり普通になりました。

 

今回の入院のまとめですが

①主治医の先生は、本当に超多忙ななか、病室にこまめに足を運んでくれ、わかりやすい説明を何度もしていただきました。ありがとうございます。

 

②看護師は、患者への声かけは限りなく優しく、行動はきびきびと迅速で、優秀な人たちやなあと実感。この病院は、自前で看護師養成校を持ってるので、看護師さんはみな若い!、僕の担当の看護師さんは、みんな20歳代じゃないでしょうか。これ重要なポイントですよね(笑)。

 

③今回は男性看護師もいて、これがまた好青年でしたねえ。男性看護師が、もっとふえてほしいです。尿道バルンカテーテルを外すときは、男性看護師がやってきましたし、その辺の配慮もありがたかったですよ。アブ前の剃毛は、女性看護師による、しかもWチェックのため2人がかりでしたが・・(涙)。

 

④心房細動については、心臓を焼いた影響でしばらくは不整脈は起きるそうです。でもその後は収まるとの主治医の説明。そうすると今飲んでる薬でもう飲まなくていい薬は抜いてゆくことができます。くすりの長期間服用することのリスクもさることながら、薬(特に新薬)は高いので、支払う医療費の軽減と言う意味でもありがたいことです。

 

⑤今回の入院医療費は、104,557円でした。単純な3割負担なら約68万円の支払いとなるのですが、高額療養費の限度額認定証の情報を、事前に病院側に共有して頂いておいたので、小生の所得ランクの上限額を、当日病院窓口で支払うだけとなりました。それが104,557円です。だって後日払い戻されるっていっても、68万円も大金の支払って、定期預金を泣く泣く解約でもしないとできませんよね。最初から限度額しか払わなくていいって、ありがたい制度です。

 

 とりあえずアブレーション手術への「ショートトリップ2023」の概要は、こんなところです。ありがとうございました。明日からはまた「ゆる~いブログ」再開しますね。

 

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