金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
「とりごえ蕎麦御膳」が秀逸 @ 旧鳥越村「そば 相滝」
先々月に、一度この店を訪ねましたが、超満員で引き返してきました。今回再訪。同じく土曜の午後でしたが、今回は台風接近という事もあり、観光の方は旅行を控えたのか、先客は男性二人の一組だけでした。
この店の特徴は蕎麦のおいしさとともに、古い農家の家屋にところせましと並べられた昭和チックなおもちゃや広告、空き瓶の類ですね。昭和を知らないお若い方には人気でしょうが、小生的には「うざい」です。
なんでこれだけ蕎麦とは何も関係ない昭和グッズを詰め込んで陳列しなければならないのかなあ。そんなもの一切なくし「古い農家の建物」そのものがあれば、それで十分なのになあ~と思いました。
でもそんなことを思う方が時代遅れの昭和の石頭なんでしょうねえ。いやむしろ、昭和グッズをつめこむことで、物欲に走った昭和の時代を皮肉っている究極のアイロニーなのかな(笑)
さて、脱線しましたが、「とりごえ蕎麦御膳」(1300円)を頂きました。つめたいぶっかけなめこ蕎麦+(写真上段左から時計回りに)揚げ蕎麦、豆腐の味噌漬け、ニンジンの甘酢漬け、そば茶寒天の小皿が付きます。そして〆に蕎麦プリンがでてきます。この品数で1300円は天晴です。
おろしそばの美味さは言うに及ばすですが、豆腐の味噌漬けが大変美味しかったです。良質なチーズというか豆腐ようの様でした。当然のごとくビールを飲みたくなりましたが、運転せんならんのでがまんがまんです。この豆腐の味噌漬けは、単品で800円でも全然OKですねえ。
小生も、小学校の低学年の頃までは、夏休みにおばあちゃんの家に遊びに行っていました、もう60年近く前の話です。なんかそのころにタイムスリップしたような、心穏やかな時間を、おいしいそばとともに過ごすことができました。ありがとうございました。また伺いたいと思います。
« すだち冷麺を... | 大樹に神宿る ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |