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誠実に現場労働に向き合う@『ごみ収集と言う仕事』(藤井誠一郎)

 

 

 著者の藤井誠一郎さんは、「地方自治」などを研究する大学の准教授です。その気鋭の研究者が、新宿区のごみ収集業務を9ケ月間に渡り実体験した記録です。

 

 今、「公共トイレの清掃作業員」を主人公にした映画が、ロングランを続けてますが、このごみ収集と言う仕事も、誰もが必要不可欠な仕事と頭ではわかってるけど、新卒の学生に人気の職業では、ないよね。(公務員の入職時体験では、してるとは思うけど)、

 

 某映画同様に、ゴミ取集の職員は、世間からはいろいろ言われながらも、誇りを持ち、町を綺麗にする最前線の仕事として、日夜頑張っている様子が、研究者の落ち着いた筆致で記録されています。

 

 そう言えば、以前、斎藤幸平さんの「ウバシカ」を読んだことがあります。気鋭の研究者の現場体験報告の本ですが(別にこのブロクで、わざわざ記事にはしていませんが)、それに比しても、この『ごみ収集と言う仕事』は、読み応えが100倍違います。

 

 ↓斎藤幸平さんの『ウバ鹿』です

 

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