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“未完の時代” はまだ続く @ 『未完の時代』 平田勝



 著者の平田勝氏は、1961年に東大に入学し、8年在籍して、全寮連委員長や全学連委員長などを担った人物です。60年代の学生運動そのものを体験し、自分の頭で考えて学生運動を指導した「体験記」です。かなり個人の「忘備録」的な内容なので、すらすら読めます。実際、半日で読了しました。

 でも、この本の感想を書くには、早すぎるなあ~。

 時代も大学も違うけど、同じような体験をしてきた身としては、まだ「のど元を過ぎていない」のです。傷がまだ治りきらず、さすがに血は止まっているが、まだ黒い瘡蓋でふさがっているような状況です。だから 書き始めると、疼くんです。

 あと10年位したら、すらすらと感想を言えるかもしれません。

 でも、それまでは まだ、『未完の時代』が続くのです。僕の中では。









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