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歌と平和の微妙な関係


 もう3ケ月近く前の話になるけど、今年も5月3日に「憲法9条を守る集会」に行ってきた。

 僕らが学生の時は、この手の集会は、決意表明とシュプレヒコールと相場が決まっていたが、今どきの集会は、フツーの人がフツーに集まって、平和の歌を歌うという、ほのぼのーとした感じ。
 僕ら古い世代からみると、じれったい感じはするが、21世紀は、そういうのじゃないとアカンのやなあと反省。

 30年前も、大学のキャンパスは コの字形の建物に囲まれた中庭に、昼休み時間帯になると、どこからともなく学生達があつまり、ギターを弾きながら 聞きなれない歌を次々歌っていたね。

 「歌うたって平和が守れるんなら 世話ないわい」と、なぜかいつも斜めに構えていボクでした。「平和が好きっていう歌をうたっている私って なんてステキ~」という自己陶酔のように感じた。 
  今は、さすがに角がとれ、素直にそういう類の歌も聞けるようにはなったけどね。

 今年のその集会で、「忌野清志郎が“憲法9条ってジョンレノンの歌みたいだぜ”と言ってたんだよ~」と若者たちが話しているのを聞いて、確かに言えてるなと思った。

 個人的には、ソフトクリームのような「イマジン」より、五寸釘のような「マザー」の方が好きだけれどね。
(やっぱりまだ 角がとれてない??)
 
  ↓マザー

  
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