金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
正直に まっすぐに @ 寺地 『ひりゅう』
夜の部は2回ほど伺ったことがあります。良質な料理が良心的な価格で提供されていて、いっぺんにファンになりました。(これです)
この日は、ランチ初入店です。月水は「てんぷら定食」、火金は「刺身定食」を850円で提供(木曜定休です)。いずれも一日20食限定です。この「ランチは一択」って正解だよね。ご夫婦だけでやっている店で、あれこれランチメニューあったら手に負えないし、そもそも850円って価格ではできないよね。
11:30開店です。11:45に入店したら、既に小あがり席の3つの座卓席は満員、カウンターも3人います。人気のほどが伺えます。カウンターは実は7席あるのですが、ソーシャルディスタンスで一つ置きに空けているもんだから、客を入れるのは4席まで。椅子は3つ空いているけど、僕が座って「満席」とあいなりました。
座るや否や女将さんがお茶を持ってきて下さり、僕が口を開く前に「今日は刺身定食です。しばらくお時間いただきます」といってまた急いで板場にもどります。
まあたしかに、メニューは一つしかないのだから客の注文を聞く必要ないし、おひとり様が「刺身定食2つ」という事もないから(ふつうは)、女将さんの接客は、至極真っ当です。その分料理に手をかける時間ができます・
僕の後にも、次々と「刺身定食」食べに客が次々と来ますが、「あいにく満席で。すみません」と断り続けています。でもこれってエライよね。実際にはカウンターの椅子は2つ空いているけど、決してそこに客は入れない。
個人経営の店って、ただでさえ経営大変でしょうし、今のご時世ではなおさらです。一人でも、二人でも、客がほしいでしょうに、正直にまっすぐに「ソーシャルディスタンス」を守り続けています。こういう店の料理が不味かろうはずがないよね。
でてきた刺身定食が冒頭写真。味は言うまでもないですね。刺身はもちろですがん、煮物がまたいい味でした。この質と量なら1600円でだしてる店なんてざらにありそうです。
本格的な第3波が来る前に 滑り込みセーフで夜の部にいってみたいなあ。
刺身は7種盛りですね
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