『転んでもただでは起きるな！』 ＠ 安藤百福

　チキンラーメンやカップヌードルの発明者として知られる安藤百福氏の、まあ伝記ですね。「日清」と言えば、だれしも「日清戦争」を連想します。なので日清食品って中国となにか関係あるのかな、とずっと思ってました。確かに安藤氏が若かりし頃に立ち上げた学校名は「中華交通技術専門学院」とのこと。でも日清食品という会社名は「日々清らかに」という思いからのようです。

　以下　百福語録です


　管理職は部下に指示を与えれば仕事が終わったように思っていないか

　パソコンに向かっていれば仕事をしたと思っている。もっと汗をかく仕事に取り組みなさい

　自らの足で歩き、自らの目で確認しなさい。そうでなければあなたの話には重みを説得力もない

　皆でやろうということは　だれもやらない
　
　人の批判はだれでもできる。自分で手を染め　仕儀とを創りあげることのできる人間が、本当の企業人である

　自分に厳しさがないから　叱れないのだ

　人は上に立てばたつほど孤独になる。次から次へと問題だけが持ち込まれ、すべて自分で判断しなければならないからだ

　苦言に耳をかさない経営者は、必ず会社に危機を招く

　要らないものは　ただでも高い

　時代の変化に対応するのではなく、変化をつくりだせ

　机の上でいくら思案しても　優れた発想は生まれない

　大きな目標があれば　戦略は自ずと生じてくる