金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
武蔵町界隈 ~ マンションの一角のワインで食す鮨@『かた田』
武蔵の「ホテルリソルトリニティー」の左側の小路をまっすぐ入ってゆき、右手のマンションの1Fにこの「かた田」さんがあります。一見して「敷居の高そうな店構え」です。中は7人がけのカウンターのみ。なのでファミリー向けではありません。あくまで、大人のお二人連れ御用達って感じです。ぼくらの席はカウンターの右端に2席用意されていました。
この店の特徴は、なんといってもワインで食す寿司ってことです。「ワインと寿司って合うんかいね??」と訝るあなた、僕も今まででそう思っていました。が、実際やって見ての感想は・・・ 「意外といける!」です。
まあ、もともと僕は 刺身を食いながらウイスキーも全然OKな人間ですから、寿司とワインも守備範囲内です。でもまあワインは さすがに白じゃないとね、赤はさすがに選択肢外ですね。でも赤も用意してあるそうです。この日は、辛口の白ワイン(3500円)1本をお願いしました。
それと もう一つの特徴は、「小指のように細くて小さい寿司」ってことです。これ、ネット上にあふれる同店の紹介ブログでは、店主の言葉として「少しづついろんな味を楽しんでほしいから」とのコメントが紹介されています。まあ確かにその通りなんですが、実際に行ってみて、その「意味」がわかりました。
というのは、この店、単品のオーダーではなく、おまかせセットのみです。で、前半は様々な趣向を凝らした酒肴が、次々と供されます。数えてたわけじゃないけど、たぶん8~9品はあったんじゃないかなあ。
でその後ようやく、小指サイズの寿司の登場となるので、寿司を食べ始める時には、かなりお腹はふくれているのです。なので、通常サイズでは、3~4貫でギブアップとなるでしょう。だから小さいサイズなのだと納得。これだと、店主のコメントの通り「(お腹がいっぱいの状態でも)たくさんの種類の寿司を楽しめる」となりますです。
7席のカウンターのみの店内は、静謐な雰囲気が漂います。店主のみで切り盛り、スタッフはおりません。そして、こういう店の店主にありがちな(悪い意味での)職人気質っぽさはなく、とてもフレンドリーで、気安くおしゃべりしながら楽しめました。このあたりは、東山の名店Mさんと路線の異なるところです。
この日は おまかせ×2、白ワインフルボトル1本で 〆て25,300円なり。ということは おまかせは一人1万円という事ですね。納得の価格です。また行きたいです。
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