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歴史は繰り返す @ 星亮一 『会津落城』


 NHK大河ドラマも残り1け月、いよいよクライマックス?ですね。でもこのドラマは「会津落城」の時点で、すでに峠を越え、その後は「滑空飛行」のような感じもします。

 出張の電車のなかでこの本を読んだのだけど、戊辰戦争における会津落城と、第二次世界大戦における日本の敗戦って似てるなと感じました。

 というか、日本人の精神構造って まあそんなにかわらないですよね。だって日本の敗戦って会津落城のわずか77年後ですよ。今年2013年は、その敗戦からすでに68年ですから。同じような時間感覚ですね。

 さしづめ、新政府軍という名の薩長軍は、連合国軍という名のアメリカ軍ですね。容保公は裕仁天皇ですね。取り巻きの重臣たちのあまりの時代錯誤の精神主義ってのも同じですね。

 著者の星さんは、会津落城における女性の悲劇は、決して「美談」ではなく「人災」というべきものと指摘してますが、この点でも似てますね。


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