今は、パソコンのソフトといえば、「マイクロソフトオフィス」の独壇場ですが、1980年代までは、ワープロソフトといえば「一太郎」が、表計算といえば「LOTUS 1-2-3」が、データベースといえば「桐」がまだ大きなシェアを占めていました。しかし、今でもそうですが、当時もソフトは値段が高かった。10万円近くしたように思う。
そんななか、廉価なソフト「アシストシリーズ」を販売し、大きな支持をえたのが、株式会社アシストのビルトッテン氏でした。たしか9,800円だったかな?
もちろん、僕も使ってました。ワープロソフトは「アシストワード」、表計算は「アシストカルク」、データベースは「アシストカード」でしたねえ。もちろん、3.5インチフロッピーディスク1枚でした。
で、これは そんなトッテン社長の本です。タイトルは、功成り名遂げた経営者の趣味の本??って思うかも知れませんが、中身は きわめてまっとうな経営哲学書ですね。
彼は、アメリカの弱肉強食の投機的カジノ経済を一貫して批判し続けていて、アメリカ当局からもブラックリストに載っているとのこと。それを機に、二度と祖国の地は踏まないと決意し、日本に帰化したそうです。まさに、オールド・アメリカン・デモクラットの面目躍如ですね。
でも、第二の故国ニッポンでも、アメリカいいなりの政治・経済が長いこと続いています。現在、参院選挙の投票期間中ですね(だって 投票は7月5日からすでに始まってるよね)
普通に働けば、普通に生活できる世の中を ぜひ実現したいもんです。
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