彦三２丁目界隈～この味と量と価格にあっぱれ＠『翁鮨』の「お帰りセット」

　武蔵交差点を少し彦三方面に進み、左手のセブンイレブンを横安江町方面に入り最初に右折したところに、この「翁鮨」はあります。この界隈は結構歩いてるので（近八書房さんにもよくいきます）ここに寿司店があることは、ずいぶん前から承知していました。

　ところが、なにごとも「出会い」というにはひょんなことから始まるもので、この日もこの界隈をセカセカとあるいていたんですが、ふと店の前の表示が目に留まりました。（冒頭写真です）
　　
　さすがに、酒２合×３＝６合も飲めば、翌日仕事にいけなくなりますが、どのコースも２５００円ぽっきり。おおーこりゃいいねえ。ぜひ行かんならんよねえ・・・。

　ということで、先日、仕事帰りに行ってきました。店に入ると、左手にカウンターが伸びています。先客は２名、ともに常連さんとお見受けしました。まあこの手の店は、往々にして「常連さんによる常連さんのための・・」という閉鎖的な感じの店がありますが、この「翁鮨」さん、全くそんなことはなく、大将も女将さんも、また常連客も　みなフレンドリーです。

　今日は、初対面の挨拶代わりに「翁コース」をいただきましょう。

　１）刺身は、７種類ほどの旨みのある刺身でしたね。　
　２）焼き物は、まるでステーキのような肉厚の切り身が２つ。塩加減も絶妙ですねえ。
　３）寿司は、盛り合わせ。大きな平皿に、きれいにもりつけられています。　
　４）酒は、立山。これは２合というより１合６勺ってとこかな。所謂「酒大」ですね（笑）
　
　以上でセットなのですが、更に

　　４）あじの南蛮漬け（酸っぱ過ぎず、甘すぎず、いい塩梅です）
　　５）ギンナン焼き　瑠璃色が美しい

　も、サービスしていただきました

　終始、爆笑トークの元気な女将さんもまたいい味だしてましたねえ・・。場所柄、昼間は観光客も来るかもしれないけど、夜は完全に「地元客」というか「ご近所さん」の晩酌スポットですね。おそらく、夜は単品を頼む人より、この「お帰り２５００円セット」を頼む人が多いでしょうね。それもまた低料金維持の秘訣でしょうか？

　いい店でした。また行きたいです。

　　↓店の外観