金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
東山2丁目界隈~懐かしき昭和の残影@『中華そば天鳳』
東山1丁目の「ひがし茶屋街」は 炎天下の平日でも観光客のラッシュアワーです。でもその一歩裏の小路は人影はありません。まあ短い休みだから、効率的に回らなけりゃなりませんし、そういう僕だって逆の立場になればそうすると思います。でも少し「観光メインストリート」を外れて、狭い裏路地を歩くと新鮮な発見があります。
1丁目と2丁目の中間あたり、「ひまわりパーキング」がある辺りといえばいいでしょうか、この『中華そば 天鳳』さんがあります。カウンター7席程度の小さな古いラーメン屋です。二人合わせて150歳と思しきご夫婦で切り盛り。このご夫婦が絶妙のコンビネーションです。というのは、ほぼ「夫婦喧嘩状態」。でも本当の喧嘩じゃないですよ。客を喜ばす「吉本新喜劇パフォーマンス」とお見受けしました。
肝心の店内ですが、真夏日にもかかわらず、店の戸は開けっ放し。当然、屋外と店内は基本的に同じ気温に。これ、今では「ありえない」ですが、昭和40年代ころまでは、よくありました。だから店内で食べるかき氷がおいしかたったんだよね。
さすがにこの店にかき氷はないので、「冷やしラーメン(=冷やし中華)」(570円)と ビール(500円)を注文。ビールは大瓶です。大瓶で500円って画期的ですね。冷やし中華は、昔懐かしい味でした。麺と具を完食した後、残った冷たいスープも全部飲み干してしまいました。
2015年の今も、こんな店が残っていたんだね。まるで50年前にタイムワープしたような午後でした。今日のお勘定〆て1070円。ご馳走様でした。
店のすぐ裏、なつかしい光景だよね
店の名は「天鳳」にござります
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 2015年の初か... | 真夏の日の七... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |