「トンネルを抜けると雪国であった」はずなのだが
今年当初のドカ雪や日中の氷点下の日々が夢であったような
暖かい毎日となっている。
トンネルを抜けると早春の訪れであったわけで、奥祖谷の山々は
白銀の山から残雪の山々に様変わりしていた。
久保東集落の長岡家(おばあちゃんが亡くなって廃家となる)の
前から眺望する三嶺の稜線伝いには薄っすらと雪を被り残雪の風景と
なっていた。
何時もの久保集落中ほどの山梨の古木からの天狗塚、天狗峠は
陽陽とした陽射しを浴びて遠からず訪れる早春の俤を彷彿とさせる。
しかし冬のさなかにあってこのような陽気はまぼろしか、危うい
気がしないでもない。
一旦寒波に見舞われるとひとたまりもあるまいが、土地の人たちにとっては
冬の最中のポカポカ陽気は厳しい季節を乗り切る元気を与えてくれる
糧になっている。
もうひと時で畑を耕しホドイモ(じゃがいも)を植える農作業が待っている。


今年当初のドカ雪や日中の氷点下の日々が夢であったような
暖かい毎日となっている。
トンネルを抜けると早春の訪れであったわけで、奥祖谷の山々は
白銀の山から残雪の山々に様変わりしていた。
久保東集落の長岡家(おばあちゃんが亡くなって廃家となる)の
前から眺望する三嶺の稜線伝いには薄っすらと雪を被り残雪の風景と
なっていた。
何時もの久保集落中ほどの山梨の古木からの天狗塚、天狗峠は
陽陽とした陽射しを浴びて遠からず訪れる早春の俤を彷彿とさせる。
しかし冬のさなかにあってこのような陽気はまぼろしか、危うい
気がしないでもない。
一旦寒波に見舞われるとひとたまりもあるまいが、土地の人たちにとっては
冬の最中のポカポカ陽気は厳しい季節を乗り切る元気を与えてくれる
糧になっている。
もうひと時で畑を耕しホドイモ(じゃがいも)を植える農作業が待っている。

