秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷初夏に誘い

2010年06月13日 | Weblog
集落のひと集まりて溝ざらへ

豊穣のむかしを想ひ粟を蒔く

祖谷の山々は登山者によってすき放題荒らされているが、山里の自然は
土地の人たちにがっちりガードされて守られている。

土地の人たちは山里が荒れると生活が成り立って行かなくなるから、大事に
自然とともに生きてゆくのであろう。

登山者は一介の通行人であり、自分の庭が荒れるわけではない、荒れ放題になれば
他の山に登れば済む事、万事苦労することなく問題解決、一件落着である。

憐れなのは祖谷の山々と山里の人たち、やがて山々の崩壊が始まり、山里の飲料水が
枯れ始めることであろう。

何百年と続いた平家の里も、藻屑と消えるときが無いとはかぎらない。



















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