秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(初春にエコとコタツとつつがなく)

2011年01月01日 | Weblog
30日の夜から帰省した、娘達。
〈エコ〉な私の日常が
〈ケチ〉な私の日常が
脅かされている。


『サブいぃ~!』
『ざぶいぃ~!』
をインコのように、連発しながら、
ファンヒーターを、最大にして焚かれ、
コタツの温度を、最大に容れられ、
電気毛布を、使用され……

今、玄関の外の、電気メーターは、さぞや、ガンガン回っているだろう…
クルクル、回っているだろう…

オソロシイ…
来月の、ポストの中に投げ込まれる、電気代の明細書が…
オソロシイ…。

次女は、
『床擦れ』
※専門用語では、じょくそうと言う。のぐその類語ではありません。あしからず。

が出来る?のではないかと?心配するくらい、
動かない…!
動かない…!
定位置に、座って、
コタツに首まで浸かり、コタツから、頭と片手と、携帯電話だけが、顔を出している。

健康状態には、なんら問題ない。
食欲は、旺盛だ。

これは、
〈コタツ根這え病〉か!
何らかの、身体の細胞が、コタツの温度を、仲介し、脳細胞に指令を送るのだ…

『動いては!イケマセン!』
次女は、指令に従っているだけなんだ…?

長女は
※(とりあえず美容師)
成人式のヘアースタイルの研究に、忙しい。
『母ちゃん、頭貸して!』
私も、偉くなった。
娘に、頭を貸して上げられる、立派な親になった。

頭を貸して!と言われ、伸ばし続けて、どうにも、収まりのきかない、長い髪を、実験台に差し出した。

ヘアースタイルの、オシャレな本を、見ながら、長女はひたすら、独り言を言いながら、私の長い頭を、右に左に、揺らす。

『今の痛くなかった?』
『ピン、痛くなかった?』

「痛いって、どのくらいが痛いのか?わからんわ~」
と、母は正直に答えた。

鏡に、向かい、
変わっていく、美しい髪型を見て、顔を少し斜めにして、ウットリしていると…?

『ジッとしとって!!!』
と、怒られた。

ただで、髪を実験台に差し出し、
色んな部品を、付けられ、
右に左に、引っ張られ、ピンを、刺されて、スプレーを浴びらされ、
挙げ句の果てに、
『ジッとしといて!!!』

親は、こんな場面でも、耐えなければいけない…
一生に一度の成人式!
その髪型が、長女の手に寄って、飾られる。
一生に一度の成人式!
その髪型が、長女の意のままに、彩られる。

お気の毒様…?
顔も知らない?お客様…
失敗したら、ごめんなさい!
ヘアースタイルが、ぐじゃぐじゃになったら、ごめんなさいね!
私の責任では、ないよ…

『運』だ!
すべて、
『運』だ!

長女は、失敗したと?感じても、満面の笑みを浮かべて、必ず言えるんだ!

『お疲れ様でした~気に入って、戴けましたか~~!』

『コタツ根這え症候群』
は、主人の遺伝子!
『満面の笑み詐欺女』
は私の遺伝子!
恐るべし、遺伝子!


皆さん、
どんな一年の始まりを、迎えてますか?
今日、明日、あさって、
積み重ねた時間が、
幾つも重なりあい、人生になっていく。
一度きりの、人生になっていく。

怒ったり、
泣いたり、
笑ったり、

嫌に思える、自分が居ても、
すべてが、自分自身なんだ。
どんな色の過去だって、
『現在』
に繋がる為の、愛しい時間だったんだ。

愛してみようよ。
自分自身を。
自分自身を
愛さないと
誰も心から 愛せない。
誰も心から 守れない。

『愛』の温度は
誰も、侵す事は出来ないんだよ。
人間が、唯一、持っている、真っさらな武器が、
『愛』なんだと、思うよ。きっと…

『愛』に溢れた、
一年で ありますように…。


※今年もカッチョエエ~








































コメント
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