秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2013年01月09日 | Weblog
2013年元旦の愛媛新聞に掲載された記事に愛媛と高知の県境に位置する
西予市城川町川津南地区91世帯231人が暮らす高齢化率42%の
山間集落での「元気、快適で、衆民と助け合い、楽しい地域づくり」の
取り組みを紹介した記事がありました。

この記事で注目すべきことは、右下、赤線を引いた箇所「旗立て運動」の記事
高齢者や一人暮らしのお年寄りの多い山間地域では住民みんなで見守ることの
手だてに元気印の旗を使っていることですね
オレンジ色に「念仏ガエル君」のキャラクターを染め抜いているようです

東祖谷の「活彩祖谷村」はこの城川町川津の山歩きの会から祖谷の山のガイドを
受けたことが交流の始まりで活彩祖谷村からは「てんご新聞」を送ったりなど
また城川町の「どろんこ祭り」に招待して貰ったりともう、5,6年前から
交流しています

東祖谷でも、ずいぶん前から旗立て運動をやっていて草分けと云えますが
今ひとつ、ぱっとしません、なかなか広がりをみせません
あとから始めた何地区かは地域全体が盛り上がって前進しているのですがねえ
東祖谷では纏まりが出来ません、みんな、「てんでんこ」なのです

「てんでんこ」は東北三陸地方の言葉で、津波が襲ってきたときは、みんなが
てんでばらばらに逃げなさいと言い伝えられた言葉でこのような時には良い風習
なのですが、東祖谷の地域づくりにはあまり良くないことですね
まあ、いずれにしても祖谷から始まった「旗立て運動」が時間と空間を飛び越えて
広がりを見せているのはいいことです。


























東祖谷の元気印、一人暮らしの高齢者が毎朝私は元気だよと庭先に立てる旗























大枝集落界隈


































































































































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