秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(二人のおばちゃんを熱く話せば♪)

2013年04月05日 | Weblog
前略
わたくしは 元気で賑やかなおばちゃんに挟まれて暮らしております

朝、愛車を洗っておりますと、家の前のおばちゃん(75歳に昇進)が、窓から声をかけてきました。

『菜菜子さんよ~あのの、聞いてくれるか~』
「どしたん?何かあった?」
『朝の5時にいそげえな留守番電話はいっとんぞよ~聞いてみてくれえや~』
おばちゃんが、私を家の中に入れて、留守番電話の、再生を押す。
『ワタシは朝から20ぺんも聞いたんじゃけど、何ていよるかわからんのじゃわ~』
注※おばちゃんの申告を20回としたら、おそらく正しくは、10回位か…
おばちゃんは、話の内容を、異常に膨らませる能力を、持っている。あしからず

スイッチオンッ!
雑音〇◎△□◇▽◇~「おらんわ~」
ガチャ ……

『もう一回押すぞ~』スイッチオンッ!
雑音〇◎△□◇▽◇~「おらんわ~」
ガチャ ……

「おばちゃん、祖谷の70位のおばさんの声じゃよ。けど、えらい早くから、電話してくるなあ~」

『その前になんぞ、聞こえんか?雑音と一緒に聞こえんか?』
「雑音だけじゃないん…?おばちゃんには、何て聞こえたん?」

『関ジャニ∞~よ』
「関ジャニ~なんでや~」
『関ジャニエイトにも、聞こえるし、半田病院っても、聞こえるんじゃわ~!』
「はんだ病院?」

かんじゃにえいと
はんだびょういん

どこが…一緒…?

関ジャニ∞が、祖谷の75歳のおばちゃんに、朝の5時に電話してくるか?
そんな 馬鹿な?
…とは、思わないか?おばちゃんっ

そして、おばちゃんは、外にでて、上の木に揺れる枝のような、モノを指指し、叫んだ~
『へびぃみい~蛇じゃわ~蛇、あの木にぶら下がって、くにゃくにゃしよるわ~
蛇もう、でだしたんじゃの~~』
……
「おばちゃん、あれは木の枝か、葉っぱじゃよ…」

『ほんなって、クネクネして、持ち上がったぞ!』

「風で揺れよるだけじゃよ…」

『まあ~ワタシの見間違いか~~あのの、目の錯覚はあれぞ
昔から茶の木も揺さぶるって言うんぞ~~』

……
もし、ワタシが一緒にいなかったら、数時間後には、大蛇が家の横の木に巻き付いて
揺れていたことに なる……間違いないっ!
おばちゃんは、75歳を迎えても、仕事に行っている。
クビになるまで、働くそうだ。
このおばちゃんの元気の燃料は、
〈おしゃべり〉なんだ
そして、もう一人

お料理が得意で、婦人会の活動にもバンバン参加している、おばちゃん。
今でもワタシは、
『N石の姉ちゃん』
と呼んでいる。土建会社の会長様。
年齢は、家の前のおばちゃんと、近いと思う。間違ったら、失礼なので、そこは曖昧にします。
ワタシ要領のカタマリ~

上品で、お顔も綺麗で、スタイルは、それなりに腹部以外は、クリアーしていて
申し分ないんだけど、神はにぶつを与えない~!

このおばちゃん…
超…超…超天然キャラ
今朝、おばちゃんは、お墓参りのアイテムを、カゴに入れて、お墓参りに出掛ける支度をして
玄関から、出てきました。
風邪を引いたペリカンのように?歩きます。
カゴを持ち、玄関を出て、道路を横切り、車庫に向かうまでに、何かを忘れたらしく?
玄関に引き返して行きました。

……
……
道路の、ど真ん中に
カゴ?

カゴが、普通に置かれておりました。

とりあえず道路なので、自動車が、きました。
祖谷の道は、何かしらの障害物が ありますが、お墓参りのカゴを、普通にぽいっと置けるのは
この方しか、おりません。

二人のおばちゃん
立ち話は、いつも同時に話し、側で聞いていたら、何語?なのか、わからない時が、あります。
お互いに 自分の話が優先で、立ち話は、太陽の角度が変わるくらい、長く続くことも、あります。
超天然キャラのおばちゃんの燃料は、
〈家族〉と〈信仰〉です。

どうぞ、いつまでもお元気で、立ち話漫才を、聞かせて下さいませ。

…で わたくしの燃料は…ありすぎて…浮かびませ~ん

それぞれの燃料を満タンにして
それぞれの今日を、がんばろう~

追伸
蛇は多分…まだ…いません。
関ジャニエイトは 東京にいます。 多分…

草 々
























































































コメント (2)
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