奥祖谷春点描 暮らしの山里に行く春の夜は強風と雨とランプの炎に包まれて 2016年05月04日 | Weblog 5日の立夏を前にして行く春を惜しんで新緑を楽しんでいたが、突然の春嵐に見舞われた 強風と雨は夕方から夜半すぎにかけて猛烈に吹き荒れた ときには古びた傾きかけのわとうち庵をゆさゆさと揺すぶるような強風にみしみしと家が悲鳴をあげた ランタンに炎を灯していたが、古の思いが流れる暖かい温もりにかがやくランタンを眺めていると こころはしずかに戸外の喧騒をも透き通った音に変えてゆくようであった オールドコールマンランタン 200-A わとうち庵