秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

絶え間なく変わりゆく初秋の山里を歩いて

2017年08月24日 | Weblog


つい、二日まえに、歩いた雑木林の道であるのに、いままた、歩いてみて自然が変わりゆくのに
新鮮な思いを抱くとともに、過去の自然も、それに抱いた自分も取り返しがつかない、どうしようもない
寂しさ、やりきれない時の経過に取り戻しようもなく失われてしまうことに戸惑いを感じる

微かな手触りが感じられるけれども、それも一瞬にして、いま、の自然のなかに埋没して跡形もなくなってゆく
過去の情景を感じたぼくも、いまのぼくではない、いとも簡単に時が絶対の隔たりを作ってしまう

空間と時間のなかで、生きているぼくは自然のなかを歩くという行為のなかに、いつも、変わってゆく自然と
変わってゆくぼくに戸惑いを実感しながら、どうすることも出来ないもどかしさ、さびしさ、に絶望しながらも
僅かな希望を抱き、人生の終着駅に向かって歩き続ける旅でしかないのであろう




































































































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