秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

酷暑の夏にお湿り程度の雨でもうれしいものだ

2018年08月15日 | Weblog


明け方から待望の雨が降り出したが、少し多めに降ればいいものを、ぽつりぽつりでは、
お湿りにもならないかも、と思いながらもうれしくなり涼しいかもと、歩き、に出かけた、

折りたたみ傘をポッケに差してはいるが、少し濡れたほうが気持ちがいい、キクイモの花が咲きだしている、
葉っぱも木々もなんか元気そうで、雨はいいものである、途中に雑木林のなかで、
ざ~と降り出したが木々が雨避けになり、濡れないようだ、
雨の音を気持ちよく聴きながら、展望が開ける頃にはぽつり、ぽつりに変わった

話は変わるが、昨日の、歩き、で目の前に白い物体がふわり、ふわり、と糸にぶら下がり、
くねくねしながら空中遊泳をしている、何かの幼虫のようで、何処に着地しようかと探している様子にじっと眺めていると
葉っぱの上に乗ったものの、葉っぱから、すべり落ちた、

ありゃあ、ぼくとしたことがどじっちゃった、で、仕方なく道に着地の嵌めになった、
ネットで検索すると、セミヤドリガの幼虫で、成虫が葉っぱに産みつけた卵が羽化して、
近くに留まった蝉の羽の下に寄生して蝉の養分で大きくなり、頃合いをみて蝉から離れて糸をだして空中遊泳しががら、
さなぎになるための繭を作る適当な場所を探しているところにぼくが通りかかったわけで、
この珍しい幼虫にお目にかかったということである、自然の不思議に遭遇して、たのしくうれしくなった