まったくもって、ここんとこ、山椒に取り付かれてしまった、ぼくにあきれ返っています
日干しにした果実が弾けて、中から黒い種が出て来ました、黒い種と果皮を別々に選り分けましたが、
これがなかなかやりこかった、種は小枝を持って少し揉めば外れるのですが
果皮を小枝から外すのがなななか外れなくて苦労しました
んが、果皮と種とどちらを、使うのでしょうか、ご存知ですか、
わが祖谷の友も知らんかったらしく、ようけ、選り分けて果皮を捨てて
頼まれたお家に種を持っていったのですが間違いで果皮が入用とのこと
失敗して一からやり直したらしいです
そんな訳で果皮を後数日乾燥させて、すり鉢で潰すと粉山椒の出来上がりとなります
さてさて、山椒に拘り続けてきましたが、胡椒引きの器具がないので、すり鉢で粉にすることにしましたが
これが大変なこと、力仕事続きで腕から腰から疲労困憊続きです、
まさに、山椒に取り付かれて往生しましたわい、果皮の粉を作りました
果皮の粉を少し舐めてみますと、ピリっと味と香りが口に広がりました
後から少しだけしびれる感じがしました、こんなもんでしょうな、
種の粉も作ってみましたが、まったく、味もそっけも無く使い物にならない、役立たずでした、
種はやはり、青いうちに、作るのがいいようですね
しかし、山椒自身にとっては種が次世代を繋ぐ大事な命の糧なのだ、人間の勝手にされては堪らんよなあ