新緑の爽快な空気のなか、歩き始めて早々にあの甲高くて図太い声で、カッコウー、カッコウー、と
新緑の隅々でと通り抜けてのお出ましにうれしくなった、
その隙間を埋めるように、ミソサザイがたのしいおしゃべりに夢中である
小鳥たちも負けてはいないで囀ってぼくを迎えてくれた
7ヶ月のブランクは思いもかけない出来事に見舞われたが
きょうの山行がブランクを補って余りあるものであった、
登山中には、いまか、いまか、と聞き耳を立てていたが、下りる頃になって
待ちに待った鳴き声を聞くことが出来た、隠れ忍者のごとき、姿を見ることはなかなか、叶わないが
鳴き声はすると云われる、あのアカショウビンである
独特の鳴き声のキョロロロロロロ~と最後は消え入るような鳴き声に、ぼくは魅了されてしまった
祖谷の庵で、夕暮れ時に、ひとり縁側に腰掛けてぼんやりしているときに
このアカショウビンの鳴き声を聞くと居ても立ってもいられない
切ない想いに駆られてしまうのであった
新緑の隅々でと通り抜けてのお出ましにうれしくなった、
その隙間を埋めるように、ミソサザイがたのしいおしゃべりに夢中である
小鳥たちも負けてはいないで囀ってぼくを迎えてくれた
7ヶ月のブランクは思いもかけない出来事に見舞われたが
きょうの山行がブランクを補って余りあるものであった、
登山中には、いまか、いまか、と聞き耳を立てていたが、下りる頃になって
待ちに待った鳴き声を聞くことが出来た、隠れ忍者のごとき、姿を見ることはなかなか、叶わないが
鳴き声はすると云われる、あのアカショウビンである
独特の鳴き声のキョロロロロロロ~と最後は消え入るような鳴き声に、ぼくは魅了されてしまった
祖谷の庵で、夕暮れ時に、ひとり縁側に腰掛けてぼんやりしているときに
このアカショウビンの鳴き声を聞くと居ても立ってもいられない
切ない想いに駆られてしまうのであった