30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

テマヒマかかるトマトとナスのタネまき

2010-02-15 | トマト

わが菜園では、できるだけ種から育てことにしている。苗はできるだけ買わないようにしているのだが、夏野菜のトマト、ナス、ピーマンの3種については苗を買って植えつけてきた。家庭菜園だから植えつける本数はたかが知れている。タネから育てた場合のテマヒマを考えると、苗を買ってしまったほうがよほど手っ取り早い。

しかし、テマヒマを掛けられるのが趣味の世界。家庭菜園でも好き勝手なことができる。それならと思いなおしてトマト、ナス、ピーマンについても、タネから育ててみようと、数年前から挑戦している。失敗したらその時点で苗を買えば間に合うのだから気楽だ。

これまでの成績は成功あり失敗あり。どうにかナスとピーマンは苗を買うことなくタネから育てられるようになった。問題はトマトだ。トマトは多くの品種があり、その味を楽しみたい。たとえばミニ3種、中玉3種、大玉3種を育てると異なる味の9種類のトマトを楽しめる。無理に9種類をタネから育てようとしても、横着な私にはできない。そこでトマトだけはその年により1種を選んで種まきしている。残りは苗を買うことにしている。

トマトとナスのタネマキはこれまで3月初めにしてきた。この2種の苗づくりには2カ月かかる。私の場合はもっとかかる。保温がうまくいかないからである。この2種を育てるには発芽、生育に適する温度を保ってやらなければいけない。専業農家は設備があるが、超零細の家庭菜園ではそれができない。保温が最大の課題だ。だから成功あり失敗ありで、毎年が試行錯誤になる。

それをわかっていながら、懲りもせずに今年は半月早くタネをまいた。トマトとナスの2種。ピーマンは3月初旬で間に合う。たぶんうまくいかないだろうなと、マイナス気分のほうが強いが、なんでも試してみることは楽しい。これがあるから長続きしているのだろう。それに失敗したところでだれに迷惑をかけることもないしね。

ポットに数粒タネをまき、それを発泡スチロールの箱に入れる。保温のため今回は何重にも新聞紙やビニールで包んだ。発芽は保温にかかっている。発芽すれば移植して1ポット1本にする。テマヒマ覚悟とはいえ、1本でもうまく育って実をつけてくれるのを願って小まめに日中は窓際において日光をあてる毎日だ。


          

   


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