わが菜園のソラマメは2年続けて不作だった。「ソラマメの憂鬱」として作況を書いたのが5月の初め。そのときすでに心配は憂鬱どころではなく絶望であった。収穫は5月下旬。やはり収量はごくわずかで、かみさんと2回食べれば終わりというありさまだった。
前半まで順調に育った。これならうまく行きそうだと期待していたら暗転した。不作の原因らしきものはわかるようではっきりしない。ただ、アブラムシの被害が大きく、その駆除に追われたのはたしかだ。この秋はどうするか。タネを新しくして、防虫対策を真剣に考えなければならない。使いたくはないのだが殺虫剤を使わないといけないだろうなと思っている。
初物は1回食べれば気が済むといっても、晩酌のつまみに2回食べただけではもの足りない。今年は冬1月に鹿児島産ソラマメを食べているからまだ我慢ができるのだが、ないとなると余計に食べたくなる。
隣りのウネではサヤエンドウを育てていた。これは豊作で、すでに収穫を終えてそのままに放置してあった。取り残したサヤが多くあり、よく見ると中の実が膨らんでいた。サヤエンドウが実エンドウになっていた。これは捨てるのはもったいない。収穫して中の豆をひとつひとつ取り出した。これで昨晩は、私の好きなグリーンピースご飯になった。