昨日からの続き。
梅酒に梅ジャム、それにラッキョウ漬け。梅雨時の静かな昼下がりにこんな仕事をしている。
黄熟した梅を入手できた。梅は傷みやすい。さっそくジャムづくりにとりかかる。ジャムづくりは年季がはいっている。手慣れた仕事だから手際がいい。あっという間にできてしまった。今回の梅ジャムの色合いがじつにいい。これだと、どう見ても梅ジャムというよりもアプリコットジャムだ。
何十年もジャムをつくっていると、鍋にあるジャムの分量を見て、瓶を何個用意すればいいのかぴたりと当たる。今回は瓶を6個煮沸消毒して用意していたらそのとおりになった。
6月はルバーブジャムとこの梅ジャムをつくり、5月はイチゴジャムをつくった。冷凍庫はジャムでいっぱいだ。在庫の量を見ると秋のユズジャムまでたっぷりとある。
けさはこの3種のジャムを食べ比べてみた。梅雨時だから酸味のきいた梅ジャムとルバーブジャムがすっきりとして口に合う。今回の梅ジャムは色合いばかりでなく味のほうもアプリコットジャムのようだった。
↓梅ジャム
↓ルバーブジャム ↓イチゴジャム
ジャムのほうはさっさとできたのだが、かみさんのほうはジャムづくりに比べたら大変な作業だ。梅酒を作るには、梅を洗い、ヘタを取り、水分をペーパータオルで拭いている。一個一個だ。手間がかかるわけである。私も最後のほうをちょっと手伝って完了だ。
ラッキョウ漬けの下準備は昨晩のうちに終わっているから、あとは漬け込むだけだ。これとはべつにもうひと瓶ある。こんなに漬けてどうするのといいたいのだが、食べてしまうようだ、というよりも知り合いに分けてしまうほうが多いのではないか。
これで梅仕事とラッキョウ仕事は終了。ジャムは冷凍庫へ。梅酒とラッキョウ漬けは食糧貯蔵庫へしばらく置く。じっとして待つだけである。