ニンジンが順調だ。その生育ぶりを、うまくいったなと見惚れている。これから間引きを行う。
このニンジンのタネまきは2月10日である。1カ月後の3月上旬に芽を出した。一部発芽しなかったところがあり、そこには再度タネをまいた。それが功を奏して、マルチの穴全部から芽が出た。欠株が出ても放っておけばいいようなものだが、わたしはそれができない。見た目にもきれいな菜園にこだわる。だから余計疲れる。
まきなおしたものは当然ながら生育が遅れている。ものは考えようで、2回に分けてタネをまいたと思えばいいし、時期をずらして収穫できるといいたいところだが、ニンジンの発芽は腕の見せ所だから、それが一発で決まらないと気にくわないのである。
ニンジンはこの2,3月の厳寒期まきと、夏まきの2回行っている。ニンジンはよく食べる。これだけ作っても足りないくらいだ。すべてが形よく育つかというと、曲がったり、育ちが悪いのが混ざる。これらはニンジンジャムに使っている。ニンジンジャムを作ってから、これはお気に入りになった。自分でもうまいなと思う。
さあ間引きだ。穴開きマルチを使っているから、1つの穴から数本出ている状態だ。間引きして1本にしなければならない。腰を落として間引いていく。大きく育っているものは1本に、小さいもの2本残して間引いていく。もちろん2本の残したものは、様子を見ながら最終的に1本にする。収穫は6月、今回は約150本できる予定だ。