↑サヤエンドウの花
↓ソラマメの花
昨年10月にタネをまいたソラマメとサヤエンドウが極めて順調だ。無事に、例年以上に寒さが厳しかった冬を越してくれた。
いま花が咲いている。ソラマメの花は盛りを過ぎ、サヤエンドウはいまが花盛りだ。この春の姿は両者とも元気で、生育がいい。こんな姿を見るのは何年ぶりになるのだろう。そんな思いで眺めている。
サヤエンドウは、一株たりとも寒さで枯れるものがなかった。めずらしいことだ。病気で委縮するものも出ていない。みんな元気だ。いつもの年より寒さが厳しかったというのに。ネットにツルが伸びてきている。5月に入るとこれでもかとサヤがつく。毎日のように収穫に追われることになるだろう。
ソラマメは、これまでさんざん苦労させられてきたあのアブラムシの被害がない。昨年から使うようになった浸透性殺虫剤のおかげである。アブラムシがまったくいないかといえばそうでもない。一部、といっても1株か2株程度だが、アブラムシがついている。その程度だ。駆除する手間が省けた。だいぶ楽になった。それにしてもたいした効果だ。この現実を見てしまうと、ソラマメだけには薬剤ありだなと自分に言い聞かせている。
サヤエンドウは冬を越させるのに神経を使い、ソラマメはアブラムシとの戦いで神経をすり減らす。この春は両者が元気に育ってくれている。そのことがなによりうれしい。