30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬ネギの定植ー収穫まで先は長い

2014-06-22 | 冬ネギ

↑4月に植え替えた冬ネギ。選抜しているからたいぶ大きく育っている

↓これは今回定植のため掘り出した赤ネギ

↓溝を掘って“凹型”のウネをつくり、1本1本植えつけて行く。

↓植えつけ終了

昨21日は冬ネギを定植(植えつけ)した。蒸し暑いこんな日にやらなくてもいいかなと躊躇したが、せっかちだからやはりやることにした。ためらったのは冬ネギの定植作業がきついからだ。熱中症を心配してペットボトルを持参した。年をとるとそんなことにも気をつけなければいけない。やはり蒸し暑かった。作業中にあっという間に飲みほしてしまった。

冬ネギはこれから7月にかけて定植する。とくに根深ネギは定植時に深く土を掘らないといけない。これがきつい。かなりきつい。こんなきつい作業は早めに終わらせたいから一気にやる。いまの農家は機械でやるが昔は私と同じ手作業だ。それも広い面積だ。かなりきつかっただろうなと思う。

わが家の冬ネギは下仁田ネギ、九条太ネギ、赤ネギの3種。定番となった。冬ネギはタネをまいてから収穫まで15カ月かかる。収穫は12月からとなる。ことしのネギの歩みを振り返ると、昨年10月上旬にタネをまき、4月上旬に植え替え、そして今回の定植である。苗の植え替えは4月と今回の2回、そのたびに苗を選抜する。素人は2回もやることはない。私もこれまではそうしてきた。この3年ほど前から2回植え替えるようにした。それだけ手間がかかるのだが2回選抜することで出来栄えが違う。

この日の作業。
1、ウネは3列つくり、1列に1品種ずつ定植する。畝間は80センチ以上は必要だ。九条太ネギと赤ネギはこれから土寄せしながら根深ネギにするから、ウネは20センチくらいの深さの溝を掘って“凹型”にする。下仁田ネギのほうはわずかしか土寄せしないから溝は浅くていい。
2、4月に植え替えたネギをすべて掘り出す。
3、これらを1本1本、用意したウネに約10セン間隔にまっすぐ立てて植え、覆土は根が隠れる程度。

作業時間は2時間半。さすがに疲れた。脚を使うのならいつも鍛えているから平気なのだが、土を深く掘る作業はふだん使わない上半身の筋肉を使う。とくに腰が痛くなる。

多くの苗が残った。これ以上植えつけることもないだろう。2人暮らしでこれだけ植えつければ十分すぎる。たぶんだれがみても作り過ぎと思える量だ。それでも冬の間に食べてしまう。

汗びっしょりだった。やっとおわったと家に帰ってからシャワーを浴びて、水をコップに4杯も飲んだ。それでものどの乾きが続いた。


     
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