民宿 「五光」 さんで夕食の時にご主人から聞いた話なんですが、最近 「タルイカ」 が浜に打ち揚げ
られている事が多いそうなんです。ちょっと前には、その重さがなんと16キロもあったというのです。ツガ
イで泳いできていきなり2匹とも打ち揚がるそうです。私も夫も 「タルイカ」 がどんなものか知らなかっ
たので 「へぇ~!」 って驚くばかり。そのイカは揚がったときにすぐに食べても大根みたいで大根の方
がまだ美味しいくらいでこれは旨くないというのです。せめて3ヶ月は凍結しておかないと美味しくならな
いのだそうです。知らんのやったらちょっと食べてみるか? って出してきてくださったのがコレなんです。
これで確か10キロ位だったと言われていたような気がします。やっぱり身は厚いです。味はまぁまぁでし
た。まぁお腹一杯になってから戴いたので、そうでなかったらもっと美味しく感じられたかも知れません。
そしてあくる日、何処かにでかけられてたご主人が帰って来られると、「タルイカ持って帰り~♪」
って夕べの話のタルイカをくださったのです。
そのまま氷の入った発砲スチロールの箱に入れてもらい大阪に持って帰りました。
大阪の義兄の家に帰り、お義母さん達がいつも使われていた食卓の上に載せて撮ってみました。
これで6キロだそうです。
夜まで生きていましたよ。身体を突くと色がジュワジュワ変わったりしてましたから。
夫はこれを15分くらいで捌きました。そしてこんなになりました。
これを何等分かにして凍結しました。大阪にも置いてきて今度行ったときに皆で食べる事にしました。
義兄達もこのイカを見た時には 「こんなの見るのは初めて!!」 ってビックリしていました(笑)
戴いたこのイカは浜に打ち揚がったのとは違うようでした。中に船の名前のラベルが入っていました
し、皮も全然傷ついてなくてきれいでしたから。
余談
丹後にも例の 「エチゼンクラゲ」 が沢山揚がって漁師さん達の悩みの種だそうです。
ほんとに困ったものです。
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