くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

サラリーマン時代の記憶

2006年09月06日 | Weblog
■職務経歴書を書く必要上、卒業後初めて就職し、3年働いた会社をネットで調べてみた。大阪の中堅特殊工作機械メーカーで社長は別に製罐会社、鋳鋼管鋳造会社と海外支社を含め数十社のグループ関連会社をもっている。売り上げが最近まで落ちていたがまた盛り返しているようで安定した成長を続けているようだ。

30年前、入社した時、寄宿舎の同期のルームメート「もっちゃん」は実は社長の息子だった。妙に歳をくっていて、とてもアカデミックとは言い難いが庶民派で気のいい兄貴分で、「クマ、クマ」と呼んでかわいがってもらった。入社後最初の給料日の夜、芦屋の社長宅へ車で連れて行ってもらった。「もっちゃん」には当時資材部長をしていた兄がいた。知人の税理士の話だと、社長一族はあの芦屋でも有数の資産家だそうだ。

退社するとき上司から「社長の息子と一緒なのに辞めるなんてもったいない」というようなことを言われた。今は「もっちゃん」の兄貴が社長で、僕と同期の同僚のMは子会社の副社長になっている。当時設計部に配属されたのは「もっちゃん」と僕らの3人だけだった。ようやく、ある子会社の副社長に「もっちゃん」の名前を見つけることができたが、、、ちょっと複雑な気がした。彼は社長になると思っていたので、、、。オトコはやさしいだけでは生きてはいけない、、世界だったのかな。
コメント
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