楽しいお散歩

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 自然豊かな多摩地区、そこには歴史の宝庫の神社仏閣もありますね。

伝承の池をめぐる

2017-09-04 20:17:34 | 日記

今日のお散歩は、西国分寺駅で下車します。

駅を降りて線路の南側へと移動すると、昔の東山道の名残があります。

詳しくは、こうした説明案内板がありますからご覧になってください。さて、これらを見た後は再び線路を横切り、北へと向います。

何やら池らしいものが見えます。

姿見の池というそうです。

ここにも、古くからの伝承があり、歴史を感じさせるものがあるようです。

水はきれいな流れで、まわりには緑のいっぱいある池でした。では、何故、姿見の池と呼ばれるようになったのか?鎌倉時代には、この池で遊女たちが朝な夕なに自分たちの姿を映して見ていたという伝承からだそうです。つまり、それほど池の水面がきれいに澄んでいたのでしょうね。府中街道や鎌倉上道、また近くを通っていた東山道武蔵野路の道沿いには宿場町が栄え、それを目当ての遊女もたくさんいたそうです。また、この池には傾城・凪妻太夫という遊女が武将の畠山重忠を慕って、身を投げたという伝承もあるそうです。

 

                                                 つづく