もうすぐ春ですね。
まだ芽吹いていない木もある一方で、緑が青々したとした木もあります。
という間に、今度は神社に着きました。八雲神社とあります。
素朴な地元信仰の神社でしょうか?
拝殿の周囲には、たくさんの椎の実が落ちていました。
神社の記念碑です。さぁ、先へと進みます。
上岩岡公民館へと着きました。近くになります。
さらに進むと、変わったお寺の建物がありました。浄土宗の自然寺とあります。
どんなお寺なのでしょう?
このお寺は、山号を所沢山(しょたくさん)といいます。院号は、無量院(むりょういん)です。寺号の“自然”という言葉は仏教語では呉音でジネンと発音します。一般語のシゼンと同じような意味ですが、とくに「阿弥陀さまの救済に一切を委ねる」という他力を意味している言葉です。仏教には、この他力の考え方に基づいて「あるがままに」という意味で「自然法爾(じねんほうに)」という熟語もあります(法爾自然ともいいます)。浄土宗の開祖・法然上人は、この言葉からその名を命名したといわれています。自然寺の名は、そういう仏教的な意味に一般語のnatureの訳語としての「しぜん」という意味も含めて決めました。所沢市は人口30余万人を擁しますが、浄土宗寺院は1カ寺もありませんでした。市の近郊を見渡しても、所沢市を含めた11市2町(西隣から入間市、飯能市、日高市、狭山市、大井町、上福岡市、三芳町、富士見市、志木市、朝霞市、新座市、和光市)で、浄土宗のお寺は富士見市と新座市に各1カ寺ずつあるだけです。(平成15年6月現在)この“所沢圏”ともいうべき地域は、人口ではさいたま市を上回ります。この地域は他の首都圏都市同様、地方から転居してきた、いわゆる“分家初代”の人たちが多く住んでいます。そういう人たちのなかには「先祖代々浄土宗の寺の檀家だった」という人も少なからずおられるものと思われますので、そういう方たちを中心に、新しくご縁を結んでいきたいと考えています。この様な説明がお寺の解説にありました。広がるといいですね。
正面の入口へ回ると、このような表玄関でした。
つづく