6月の腰上オーバーホール時、バルブ回りをキレイにしたが、落とし切れないカーボン(コンビ)があったのを思い出した。
そして、4か月ぶりに東山墓苑線を登る時に3速フルパワー全力走行をしました。
この時にバルブに付いてたカーボンが取れてバルブに嚙みついたんじゃなかろうか?
それでバルブが閉じ切れず、圧縮が漏れてエンジンがかかりません。
いわゆるカーボン嚙みってやつ。
簡易的だが、エンジンを始動させる方法は、エンジンのかかるアクセル開度を見つけてひたすらキック。
セルでも良いけど、キックの方がクランキングが早いですからね。
と言っても、今のバイクは殆どセルのみですけど・・・
で、50回ほど鬼キックしたがエンジン始動せず。
冬キャン時、-23℃でメイトのエンジンを掛ける時よりは楽なので、更に50回キックの1発目で掛かった。
で、JAFの救助要請をキャンセルしますがね。
これもチャットで話したがアプリからキャンセルして下さいとの事。
やんや・・・
そこから自宅までエンストなしで帰れたので、バルブに付着したカーボンが飛んだと思う事にします。
が、連休に航海予定なので不安。
エンジン内部をキレイにしてみましょう。
ガスケットがないから外科手術出来ないので、内科治療としてエンジンコンディショナーでカーボンを取ります。
またレッグシールドを外してプラグを外す。
上死点を出してプラグ穴から一回注入。
1時間ほど置いて2回目。
エンジンコンディショナーは注射器(シリンジ)で抜きます。
これを2回繰り返してから空キックしてエンジンコンディショナーを出せるだけ出します。
ペーパータオルが真っ黒で、私の手も真っ黒だから写真は適当。
プラグを付けてエンジン始動すると10分ぐらい臭い白煙が出ました。
ついでだから破れたフォークブーツも交換しますか。
すっかり可塑剤の抜けた古いフォークブーツと新品じゃ別物でしたね。
エンジンコンディショナーの浸け置きがあったので作業時間4時間です。
終わったら風呂入って寝るだけ。