最近話題の日本熊森協会のHPをよ~く見た。
私見だが、言ってる事は全然間違ってないと思いましたね。
クマへの粛清に関する行政への苦情は、熊森協会とは関係ないのも分かった。
人間がクマに襲われて命を亡くした人は2023年は6人だそうです。
クマが人間に捕殺された数は、ヒグマ1422頭 ツキノワグマ7831頭、合計9253頭だって。
1000倍返しと言ってもいいです。
書くと無茶苦茶長くなるし、人の考え方はさまざまだから何とも言えませんがね。
アイヌでは、熊をキムンカムイ『山の神』と言いますが、今じゃただの指定管理鳥獣(害獣)のくくり。
全部は肯定できないが、熊森協会の言ってる事も一理あると少し思った。
過疎化する山村が原因だとばかり思ってました。
確かに、都市部にも出てくるのであれば、そうですよね。
一度覚えてしまえば農作物が食べられれば楽だし。
でも、生息数って、どうなっているんでしょうね?
クマでもシカでも、人間に目撃される回数が多いので増えているって思うのは錯覚で実際は減少中?
しかも根本原因を作ったのは人間でもです。
しかし、交通事故の被害者はクマ被害の何百倍なんですけどね。
40年前、ヒグマの生息数は2000頭と習ったけど、すぐに4000頭近いと修正されてました。
食物連鎖のピラミッドから推測すると、熊に対するシカの生息数は20倍以下となります。
現在はシカ70万頭程度と言われてますので逆算すると35000頭以上でしょうか。
ただ、これは食物連鎖のピラミッドが正常に機能してての話ですからね。
イメージとしては10倍に増えてると思ってますから、まあそんな感じです。
逆に人間(世界では増えてるけど、日本に限っていえば減少中、山村では特に)のほうが、種としては絶滅に向かっている訳で。
自然林が減って住む場所がなくなれば、数も減るはずだけど、逆に増えている。
のであれば、このサイトの話はちょっと違いますね。
絶滅の危惧がないのなら、殺傷の是非は価値観の問題。
であれば、野生動物だけに限らずウシやブタなどの家畜も平等に扱って、
一億総ビーガンになるしかないような。
冬眠明けのクマを駆除する春クマ駆除をしなくなったのが、確か?バブル明けぐらいの頃からです。
その時は、定期的にクマを駆除してたので絶対数が4000頭程度で安定してたんでしょう。
その後、春クマ駆除をしなくなったのでどんどん数が増えてきました。
当然、山にエサがない時もあるから街にも下りてきますよね。
当時はネットもないので一般人が残酷と思う駆除でも動画で見られる事はありませんでしたし、一般人の声も公に上る事もありませんでしたからね。
ネットの影響とかもある気がします。
まず、熊被害(獰猛度)は本州のツキノワグマのほうがヒグマより攻撃的だと感じています。
身体の大きさはヒグマのほうが倍は大きいでしょうが。
春熊対策の中止で生息数が倍増以上と思われ、つまり山の熊密度も上がり食糧確保のためのテリトリーは拡大する一方。
そして札幌近郊を例にとるならば南区や手稲区などは山を削って宅地化が進んでいる。
一方で私の住む沢などのように里山の衰退と人口減少。
いずれも熊の生活圏と人間の生活圏の境界線が曖昧になってきていて、そりゃ遭遇率も事故率もあがりますよね。
私はまぁ‥‥(お勧めはしませんが)、なんとか折り合いつけて教育的指導のもとに喰われずにいるわけです。
幸いにもツキノワグマ的な攻撃性を持った熊に会っていないからでしょうけどね。
どうでもいい(失礼)くだらない(失礼)バラエティー番組ばかり。
人気タレント使って簡単に視聴率をかせぐことばかり。
熊についての報道は事故が起きてからのみ。
山に入る者(山菜採りや遊びなど)は気軽に食べカスを山に捨てたり、それがどうなるのかとか、他もキリが無いほどに熊を寄せる原因をつくっているのも人間だし。
こういう面を深掘りするバラエティー番組だったらスポンサー企業も応援したくなりますよ。
しかも、今じゃ旧キャンプ地はハゲ山になりました。
そりゃね、そうなるでしょう。
ツキノワグマもヒグマもどちらも臆病な性格だと思ってます。
そしてツキノワグマの方が体が小さいので肝っ玉も小さいのが予想されます。
肝っ玉の小さい人間ほど切れて攻撃的になりますから、ツキノワグマにも同じ事が言えるんじゃないかと私は思ってます。
どうしようもないのが子供を守るためにパニック状態で来る母熊ですかね。
クマに対して1000倍返し出来るなら、認知症ドライバーや予備軍にも1000倍返しして欲しいです。
個人的には、そっちの方が怖いので。