久保川橋の工事は終っているので、何もないと思ったがまだ重機が置いてある。
その脇の看板には「久保川の改修を行っています」と書かれている。

久保川橋から上流を見ると、土嚢が積まれた上に重機がある。
休みだったので、どんな工事かは分からなかった。

橋を渡り階段を上ってふれあい広場に出る。
ほとんどの桜はまだ咲いてなく、右手奥の1本だけが咲いていた。

となりの木の影が半分ほどかかっていてやや暗いが、満開になっていた。

陽の当たった所の花は明るいピンクで、やや丸みを帯ている。

桜に近づく途中でも音楽が聞こえていたが、この公園では初めてだった。
音のする方を見ると、広場の外の桜も満開になっていた。

その手前のベンチに座り、ギターを弾き、ハーモニカを吹いている人がいた。
帽子をかぶっていて分りにくいが、女性のようだった。

その脇を歩いて、外の桜を見に行く。
丁字路の角にある桜は、間違いなく満開になっていた。

広場の桜よりも、中心部の色が濃い。

いつものように坂を下り、久保川を渡ろうと思ったが、通行止めになっていた。
看板には、
令和4年11月14日頃から令和5年8月下旬頃まで
橋りょう架替え工事のため通行止めになります
と書かれている。

仮設フェンスの金網から覗くと、すでに橋は架かっていて、新しいコンクリートがむき出しになっている。
両側には細い鉄筋が何本も並んでいる。
元々の橋は狭かったが、新しい橋も広くなったようには見えない。

上流側を見ると、川の水はポンプで組み上げて下流へ流している。
手前には新しい護岸が途中まで出来ている。

下流側には、例の太い管が2本左岸に並び、其上に鉄板が敷かれている。
以前に出来た新しい護岸に続いて、上流側に護岸が作られているが、まだ上部は出来ていない。

少し先から橋の方を見る。
橋の両側に鉄の杭が並んでいる。

下流側の土手を通れるかなと思ったが、オレンジのネットが張られ通行止めだった。

仕方がないので、住宅街の中を歩くことにした。
初めて歩く道なので少し不安だったが、くねくね歩くと広場の下の公園に出た。
公園脇から見上げると、最初に見た桜の上部が見えた。

また久保川橋にもどり、少し歩いて予定のコースに戻った。
坂の途中の桜もまだ咲いていなかったが、その手前のカジイチゴと桑の木が刈られていた。
カジイチゴは少し残っているが、去年のような花は見られそうもない。

それにしても久保川橋上流の橋も、架け替えられるとは思わなかった。
他の桜が咲く頃、どこから広場へ入り、どう戻ろうか考えている。