
石碑を囲むように後ろに紅梅と白梅、右手に蝋梅が咲いている。

蝋梅は一番背が低く、白梅の半分ほどもない。

石碑の塚に上ると見下ろすようになる。

他の梅に比べると最盛期は過ぎているようだが、見る位置を変えるとまだまだ見ごろである。

白梅はもう満開になっていた。

青い空を背景に白さを増している。

紅梅も満開になっている。

鳥居のすぐ脇なので、その影が花に落ちている。

下から撮ろうと鳥居の前に出ると、奥の社殿の脇に紅梅が見えた。

長い参道を進むと、手水舎の隣に紅梅があった。
こちらはよく陽が当たっている。

下から見上げて空を背景に撮ることができた。

社殿の前に立つと、左側の柱に何か文字が見える。

柱に板が取り付けてあり、そこにはこう書かれている。

東風吹かば匂い起こせよ梅の花主なしとて春な忘れそ
もちろん菅原道真の歌だが、他の天神社では見たことがない。
拝殿の扉には梅の紋が付けられている。

白壁の拝殿の後ろに本殿がある。

手前にあるのは桜だろうか、丁度本殿を隠している。

いつの間にか梅が満開の時期になっていたが、ロウバイも同時に見られるとは思っていなかった。