川越雑記帳2(川越見て歩き)

三十六歌仙額1・柿本人麿


入間川に架かる川越橋の両岸の橋詰広場に18枚づつ、三十六歌仙額が設置されています。
仙波東照宮の三十六歌仙額は、国指定の重要文化財で、現在は埼玉県立博物館に保管されています。
仙波東照宮の拝殿に複製がありますが、普段は見ることができません。
この川越橋にくれば、いつでも見ることができます。

この写真は、西岸の広場ですが、柿本人麿から平兼盛までの18枚が掲げられています。
ここからは、河越氏館跡といわれる常楽寺が直ぐ下に見えます。


1 柿本人麿(かきのもとのひとまろ)
生没年未詳。七世紀後半~八世紀頃
人麻呂とも。官位未詳。天武、持統、文武天皇の頃に活躍。『万葉集』を代表する歌人

ほのぼのと明石の浦の朝霧に 島隠れ行く舟をしぞ思ふ

(ものやわらかな夜明けの明石の浦の朝霧のなかを、島がくれに舟が漕ぎ進んでいく。しみじみと旅情が身にしみることだ。)

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コメント一覧

川越原人
ありがとうございます
コメントありがとうございます。
ブックマークにある「川越雑記帳(HP)」でも、川越関連の本を通じて、川越を紹介しています。
何かの参考になれば、幸いです。
自閑
三十六歌仙額紹介ありがとうございます。
昨年の4月に川越に引っ越しして参りました自閑(ハドルネーム)と申します。
ご紹介頂いた岩佐又兵衛三十六歌仙額のレプリカを昨日見て参りました。
感謝申し上げます。
新参者なので、右も左も分からないので、貴blogを参考に散策致したいと思います。
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