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東武東上線新河岸駅から東へ700~800mほど行ったところに旭橋がある。
川越舟運の下新河岸の河岸場跡である。
橋が新しく架けかえられたというので行ってみた。
新河岸川に架かる橋は、真新しく、広く、きれいになっていた。
近くに、市指定・史跡の新河岸川河岸場跡があるはずと期待して行ったが見当らない。
「川越市の文化財」に載っている写真によると、土手の上で、柳の木の根元に石の柵で囲われて立っている。柳の反対側には、その説明版もある。
橋の上から、見回すと、川の下流側の土手下にそれらしきものが見えた。
行ってみると、そこは、土手の下、大きな駐車場の隅だった。
写真の通り、柳の木はおろか、周りの柵も壊されて散乱している。
説明板は、支柱が折られ、逆さまにされ、碑の裏に括りつけられていた。
橋の架け替え工事で、移動したのだろうが、あまりに無残な姿である。
市指定の史跡といっても、この程度の扱いしか受けないのか。
この写真は4月30日に撮ったものだが、今はどうなっているのだろう。
※8月14日現在、そのままです。