先日、「
練習不足と体重増加、第21回東京ベイ浦安シティマラソン10キロの反省。」という記事を書きました。
そこでは、練習不足と体重の増加で昨年のハーフマラソンのタイムより遅かったと書いています。
しかし、走った日から数日経過した今、冷静に考えてみると、「ランニングのトレーニングをしていないにもかかわらず10キロを53分で走れたのはなんでだろう?」と疑問に思いました。
昨年のハーフマラソンは1時間53分ちょっとでした。
記録を見ると、そのマラソンは僕にとって自己ベスト、そのときは、今より体重が3キロ軽くて、ハーフマラソンのためのトレーニングもそのときも練習不足といっていましたが、それなりにしていました。
今回の10キロとの差は、11キロです。
それを1時間で走るということは、ほぼ今回のタイムと変わらないのです。
もっとも、最初の10キロとその後の11キロではタイムが違ってくるので比較できませんが、なぜ、このタイムで今回に走れたのか不思議でした。
「マラソンのトレーニングはしていなかったけど、週末にロードバイクに乗っていたからかな?」と漠然とおもっていましたが、本日、ロードバイクのおかげだということが判明しました。
それはこの本です。
ここでは、「クロストレーニング」という方法が書かれています。
クロストレーニングの定義は「あるスポーツの競技力向上のために、その他のスポーツあるいはトレーニングを行うこと」だといいます。
そのマラソンのトレーニングに、「ロードバイクが有効である」とありました。
「ランニングをしないかわりに、週末のロードバイクに乗っていたことでランニングのトレーニングになっていた」ということです。
「マラソンは距離を走ることで速くなる」ということは、市民ランナーといわれる僕のようなランナーは、距離を走りすぎると故障が発生するケースが増えてきます。
それをこのクロストレーニングをすることでおきにくくすることができるようです。
信頼している小出監督の本でトレーニングをしてきましたが、マラソンのタイムを短くするには「距離を踏む(長い距離を走る)」ことと言っています。
もちろん、ケガをしないように配慮されていますが、マラソン前にはマラソンと同じ距離を走ることが望ましいという考えです。
もし、クロストレーニングで走る距離を少なくできるのであれば、休日に長い距離を走ることでかかる時間を違うことに使うことができるので、ありがたいです。
まだ、今回の本でのトレーニングはしていないので、結果はわかりません。
この2つの本と、この本の3冊をミックスして、自分なりのトレーニングを考えてみたいと思います。
「自分で勝手にアレンジしないで本の通りにやったほうが効果があるのでは?」と思うかもしれません。
僕も、そう思うときもあります。
ただ、本というのは、万人向けに書いていることから、その人なりのトレーニングプログラムとしてそのまま取り入れるのは難しいと思っています。
資料を自分なりにアレンジして最適なプログラムであると思い実践してみる。
そしてうまくいかなかったら何が悪かったのかを検証して修正する。
実は、僕にとって、その作業がスポーツをする楽しさになっている部分もあると思っています。
「コーチをつけることで結果が早くでる」という人がいます。
そうだと思います。
しかし、僕にとってそれはあまりおもしろくありません。
「人が作ったプログラムをその通りにこなす作業がおもしろくないと考えているから」だと思います。
自分で調べて、考えて、それを実践する。
目標を達成して、自己ベストを出したときのうれしさ。
がんばっても目標に達しないとき、自分で立てた計画を破ってしまうとき・そしてそれらに情けなさ。
自分でやっていると、すべて自己責任。
そんな自分を振り返って、「なんでこの結果になったのだろう」と考えて、また考え出し行動するのです。
スポーツが仕事なら、コーチをつけて目標を達成する必要がありますが、僕にとっては、自分で試行錯誤しながら目標を達成することに価値があるようです。
本日、本を1冊とDVD付きの本を購入しました。
さらに研究して、自分のトレーニングに役立てたいと思います。