基本たる所以。

知らないことは
ゼンゼン恥じゃありません。

私もこの仕事に携わって
かれこれ30年経ちますが

それでも毎日毎日
新しいことに出会います。

まだまだ知らないことの方が
多いと痛感しています。

東京の深夜12時。

先輩が築地の寿司店へ
連れて行ってくれました。

マグロの３種握り。

次は、シマアジとカンパチ。

私も最初はなにも知らなかった。

本を読んだりＴＶを見て
学んだりもしたけど

やはり

お客さんから

先輩から

同僚から

仕入先の方から

教わることの方が多かった。

そして何より
美味しいものを食べること。

人と会うこと。
美味しいものを食べること。

私の仕事の基本たる所以です。kyokukenzo

今の気持ち。

知らないうちに
人を傷つけてしまう。

考えが浅いから。
考えが足りないから。

これまで何度も
繰り返してきました。

言ったこと。
やったことは取り消せない。

相手の立場を考えないから。

思ったことをなんでも
口に出してしまうから。

知らないうちに人を傷つける。

ごめんなさい。

素直に謝れば
許してくれたかな。

でも素直になれなかった。

ごめんなさい。

許してほしいとは思うけど
一からやり直さなければ

また同じことを
繰り返すだけだろう。

だから私を

どうか私を 許さないで下さい。kyokukenzo

原宿竹下通り。

賑わう原宿竹下通り。

賞味会は
盛況のうちに終了しました。

その後は
研修を兼ねた懇親会です。

向かうは原宿竹下通り。
四川料理の名店「Ｒの子」。

前菜六種。

干扁四季豆。

名人が作ると

皮蛋豆腐はこうなる。

クラゲ冷菜。

口水鶏。いわゆるよだれ鶏。

北海道でもブームの兆し。

雲白肉。

やっぱり美味いな。

魚香星鰻。

アナゴの意味と教わりました。

宮保蟹腿。

露筍春巻。名人芸。

調理法を聞いてびっくり。

香辣鴨舌。

これぞ伝統の川菜です。

火鍋水餃。

辛くて美味い。

その辛いスープで麺をゆでる。

もうお腹いっぱい。

漬け物をつまみながら

話は尽きません。

こうして
原宿竹下通りの夜は更けゆく。kyokukenzo

渋谷の夜。

東京での商談会は
とても充実したものでした。

そして年に一度の
賞味会とつづきます。

ホテルの広い会場が
狭く感じられる人人人。

お料理も多彩に揃いました。

ショッキンググリーンの

茄子ピータンソースがけ。

とても勉強になります。

多くの若き料理人との出会い。

技術の目覚ましい向上を
目の当りにさせていただきました。

技術だけではいけない。
そこに心がともなって
初めて「料理」と言えるのです。

ご挨拶いただいた協会会長の

お言葉が胸にしみました。kyokukenzo

東京商談。

渋谷のホテルに着きました。

やっぱり東京はいいなぁ。

若いころから東京にあこがれて
今も大好きなビッグシティ。

でも住むにはちょっとね。

さて。

さっそく商談会会場へ。

いまは新鮮な紅ハタや

ナポレオンフィッシュが
簡単に手に入る時代。

鉢鉢鶏（ブォブゥジィ）。

四川料理の新しい提案。

おおお。スッポンポン。

いや。スッポン。食べたい。

調理済みもあるんですね。

見ること話すことがありすぎて

ぜんぜん時間が足りない。kyokukenzo

お上りさん。

東京へ上ります。

目的はいろいろいろいろです。

機内で歎異抄に触れてみました。

いわく

善人なほもて往生をとぐ、
いはんや悪人をや。親鸞。

高校のころ習ったけど
あの頃はよくわかりませんでした。

「歎異抄」

上人の教えが後世の人に
間違って解釈されたのを
歎いたお弟子さんが
正しい解釈をしたためたもの。

異なった解釈を歎いて「歎異抄」か。

なるほどね。

いまでもよくわからないけど
私なりに解釈してみます。

羽田空港から京急線に乗って。
品川駅で乗り換えました。

お。立ち食いそば。

「かき揚げ冷やし」が一番人気。

善人なほもて「かき揚げ」をとぐ、
いわんや「冷やし」をや。新卵。

こんな解釈をしてたら
お弟子さんまた歎くだろうな。

そうこうしているうちに

第一目的地の渋谷に着いた。kyokukenzo

哀愁ホテル。

札幌Ｐホテル。

プレミアムの朝食会場を
新しくしたというので
試泊させていただいた。

ここはいろんな
想い出が詰まった

哀愁ホテル。

新しくなった朝食会場は
外国人の宿泊者で満席だ。

いかめしをほお張った。

なぜか泣けたその訳は。

ワサビが
効いたわけじゃない。kyokukenzo

明日の研修。

物を運ぶことは
重要なことだし

それを喜びとする人も
いるかも知れないが、

やはり私どもは販売会社。

営業マンは売る喜びを
知ることが肝心だと思う。

自分の幅を広げること。

自己啓発。

経験を積む。
いろんなところを見る。

人と会う。
美味しいものを食べる。

魅力的な営業マンとなるために

一生懸命
聞いて喋って身に付ける。

今日食べたもの
学んだものを忘れない。

人の性格はいろいろ。
販売の方法もいろいろだ。

でも営業の目的は
商品を販売して利益を得ること。

会社の存在理由。
企業の運営目的。

それは食文化の発展や普及と
言いかえられるが

つまるところは利潤の追求だ。

人のやることを真似るのも
大事だが、やはり自分流。

自分を出して相手に向き合う。

その心の基本は

売る喜び。売る気持ちだ。

売ることに貪欲になるべし。

取られたら取り返す強い気持ち。

知らないことは恥じゃない。

①売ることに貪欲になれ。
②売る喜びを知れ。
③知らないことは恥じゃない。
④自分流で行け。

明日の営業研修で話すことが
ようやくまとまってきた。kyokukenzo

犬も歩けば。

犬も歩けば棒に当たる。

私が営業マン時代
好きだった言葉です。

というか

営業としての鉄則と
考えていました。

まず歩く。

すると必ず棒に当たる。

その棒には脈がある。

棒を手繰ったり回したり
放り投げたりするうちに
「なにか」にたどり着く。

目の前の「なにか」。

「なにか」＝仕事。

その仕事ひとつひとつに
誠意をもって臨めば
必ず結果が出てきます。

その積み重ねがその人の
力となっていくものだと
思います。

犬も歩けば棒に当たる。

犬も歩かなければ
棒に当たらない。

歩かない犬に
向こうから当たってくる
棒などありません。kyokukenzo

手羽先の店。

会合がはねて
いつもの手羽先専門店。

焼きあがるまで
時間がかかるので

まずはイカサシを。

おまちどう様～。

・・・ひと皿こんなに。

道理で

焼きあがるのに
時間がかかる訳だ。kyokukenzo