秋葉神社は、秋葉原の地名の由来である由緒ある、でもとても小さな神社です。
秋葉原から、入谷の地に遷座して100年以上、普段はひっそりとたたずんでいます。
私の大のお気に入りは、桜の季節、境内のおおきな桜が咲くと、小さな神社が桜で一杯になるかのよう。でも訪れる人はほとんどいないので、桜の一人占めが出来ます。
今年の春も、ひっそり静かに咲く桜の精気を全身に浴びました。
小雨が降ったり止んだりの、秋晴れとはいかなかったお天気の中
16時から鎮火祭は始まりました。
見物人はまばらです。年配の男性がちらほら。
境内には、火を渡る人たちが集まってきて、神主が祝詞を捧げる儀式が、社殿で始まり
社殿の前では火起こす準備が始まります。
カンナくずのような(きっと鉋くず)ものを盛り上げて、薪をくべます。
火が点けられると、勢いよく炎が上がり、少し肌寒い小雨の中をずっと待っていた人たちは
一気に火の熱さを感じることに。顔が焼けそうに熱い。一層暗くなってきた中、朱色の大きな炎が目にも痛いほど。
そういえば、こんなに大きな炎を見る機会は普段はありません。
火事でも起きない限り、こんなに身近に炎を感じることはないので、改めて火の恐ろしさををちょっと感じました。
気がつくと、いつの間にか火の回りには人の輪が出来ていて4、50人くらいになったでしょうか、子供の泣き声もします。子供にはやはり退屈かな~、儀式ですから厳かに進みます。
真白い装束の神官が炎に祝詞を捧げ、火打ち石や、手刀でお祓いを何度も何度もします。
火の勢いが弱まってきたところで、竹の長い棒で火を打って炎を納めて行きます。
人が渡る道を作っているんですね。
火が収まって、炎はもう上がらない、くすぶっている中の道を、神職がお清めの塩をまきながら通ります。
赤々と火がくすぶる中を、踏みしめて、人が火によって清められるのでしょうか
それとも火を人が踏みしめて支配するのでしょうか。
火を操るようになった人の世界。
人が火を自由自在にコントロールできると思ったら大間違い。
すぐ近くに燃え盛る火を感じながら、驕ってはいけない、という思いが湧いてきました。
秋葉原から、入谷の地に遷座して100年以上、普段はひっそりとたたずんでいます。
私の大のお気に入りは、桜の季節、境内のおおきな桜が咲くと、小さな神社が桜で一杯になるかのよう。でも訪れる人はほとんどいないので、桜の一人占めが出来ます。
今年の春も、ひっそり静かに咲く桜の精気を全身に浴びました。
小雨が降ったり止んだりの、秋晴れとはいかなかったお天気の中
16時から鎮火祭は始まりました。
見物人はまばらです。年配の男性がちらほら。
境内には、火を渡る人たちが集まってきて、神主が祝詞を捧げる儀式が、社殿で始まり
社殿の前では火起こす準備が始まります。
カンナくずのような(きっと鉋くず)ものを盛り上げて、薪をくべます。
火が点けられると、勢いよく炎が上がり、少し肌寒い小雨の中をずっと待っていた人たちは
一気に火の熱さを感じることに。顔が焼けそうに熱い。一層暗くなってきた中、朱色の大きな炎が目にも痛いほど。
そういえば、こんなに大きな炎を見る機会は普段はありません。
火事でも起きない限り、こんなに身近に炎を感じることはないので、改めて火の恐ろしさををちょっと感じました。
気がつくと、いつの間にか火の回りには人の輪が出来ていて4、50人くらいになったでしょうか、子供の泣き声もします。子供にはやはり退屈かな~、儀式ですから厳かに進みます。
真白い装束の神官が炎に祝詞を捧げ、火打ち石や、手刀でお祓いを何度も何度もします。
火の勢いが弱まってきたところで、竹の長い棒で火を打って炎を納めて行きます。
人が渡る道を作っているんですね。
火が収まって、炎はもう上がらない、くすぶっている中の道を、神職がお清めの塩をまきながら通ります。
赤々と火がくすぶる中を、踏みしめて、人が火によって清められるのでしょうか
それとも火を人が踏みしめて支配するのでしょうか。
火を操るようになった人の世界。
人が火を自由自在にコントロールできると思ったら大間違い。
すぐ近くに燃え盛る火を感じながら、驕ってはいけない、という思いが湧いてきました。