ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

古民家の襖を修理してみることに‐ワークショップ‐

2010-11-23 20:30:39 | Weblog
襖(ふすま)のこと、ってよく知らない方が多いかも?
和室に欠かせない襖(ふすま)の中や世界を覗いてみませんか?

「襖のあれこれ」というワークショップを
大塚の古民家
ギャラリー園で行うことになりました。
11月27日14:00~2時間くらい、です。

武蔵小金井で素敵な古民家の蔵をギャラリーとして運営されていいる方が
池袋の近く、大塚でとても素敵な古民家を新たにギャラリーにされました。

ギャラリー園http://gallery-en.2bx.bz/
(写真はお借りしました 撮影:関谷幸三氏)





この辺りは、空襲から焼け残ったとのこと、昔の東京の入り組んだ街並みや旧いお家が残っているんですね。
こんな池袋の近くの都心で、ほっこり出来る空間に出会ったことに、驚きです。

私の興味は、お家の造りや、建具や建材に。
襖に心惹かれていたら、襖の張り替えをしたいんですよね~ということ。
でしたら、多くの方に、今はなかなかなくなってしまった「本襖」をみていただけたらいいですね~

と言うここで
「襖のあれこれ」ワークショップをすることになりました。

今のお家の襖は、ほとんどが、段ボール素材、やベニヤ板などの素材に襖紙を貼っています。
でも本来の襖は、中身は障子の骨組みみたいな作りなんですよ~。
そこに何重にも和紙を貼ったのが「本襖」といわれるものです。

昔のお家はみんなそう言う襖だったんですね~

今は和室のないお家も多くなって、襖なんてないお宅も多いと思います。

襖のような可動式の仕切りで仕切られた日本家屋の機能性も、知っていただけたら嬉しいな~
ということで、素敵なお家の作りと共に、せっかくある素敵な襖の中身や、襖紙をご紹介したいと思います。

ご興味のある方は是非、ギャラリー園にご連絡ください。
楽しく襖の奥を覗いちゃいましょう!

今年の栗の季節も終わりかな~で、今年秋を締めくクリます。

2010-11-10 22:47:33 | Weblog

栗の季節も終わりですね~
今年は頂いた栗もあったので、栗ご飯を三回炊けました。
薄くお醤油味をつけて茶飯にしたのと、栗と昆布だけのと、やはり味は付いていない方が
栗のほのかな甘さを邪魔せず美味しかった。



近所のスーパーでは、茨城産(最大の産地らしいです)と熊本産を売っていました。
でも、知人に頂いたお庭の栗の木を取った、自然栗?が形は大小不揃いでしたが
一番ホクホクしていて美味しかったです。

栗は皮をむくのが一仕事。

渋皮煮は、鬼皮しか剥かなくていいから、その点楽でした。
栗の素朴な味を、おやつに食べたくて、渋皮煮に初挑戦。
レシピの砂糖の多さに恐れをなして、量を3分の2に減らしたら、かなりサッパリ味に。



何度も煮こぼして、渋皮を一生懸命洗ったので、半日仕事になりましたが
それも素敵なお休みの日の時間です。

だって温かないい香りも部屋に充満するし~

レンジで温めてアイスクリームと合わせて食べたら、思いのほか美味しかったです。

でも今年は栗も他の作物と同様、不作だとか、いや豊作だとか、いろいろ天候にもてあそばれていたようですね。気温は年々上昇しているのは確かなようですし、地球も生きているのだから、気候変動もあることだろう
必ずしもCO2の問題だけでもないとは思います。

時間とともに、気候も文明も変化していくのは仕方のないこと。
でも、人の生活のペースってそんなに簡単に変えられるのかな?いや簡単に変わっていくものもあるのですが
変えられないもの、変えたくないもの、もきっとある。

そのせめぎ合いをしているかのような、昨今の急な気候変動へのアタフタとした私たちの状況。

サラリー-マン時代に上司から至上命題のように
「基本に忠実、変化に対応!」
と言われてきたことを、ちょっと思い出しました。
そのバランスを取ることは、ビジネスや政治だけでなく、普通の人の日々の営みへも
突き付けられているコトなのかなあ~。

あー、これからの冬の果物は、リンゴ。
アップルパイの美味しい季節になりますね。
知人の奥さまがやっているmurmureの「タルトタタン」も、温めてアイスクリームが合うんだな~。
リンゴの酸っぱさがたまらないわ~。
と、心は冬のおやつに向かってしまいました。

秋の総括だったのになあ…