上野の駅近く、突然異次元に迷い込んだかのようなスポット「同潤会上野下アパート」 とうとう、取り壊しが決まったようです。
今は「表参道ヒルズ」となってしまった、「原宿同潤会アパート」。見る影もありません。
上野下アパートは、上野の裏手、という「取り残された感」いっぱいの場所に、されに「時間が逆転した?」かのような建ち方をしています。
広い通り(清洲橋通り)をちょっと入ると、そこは異空間。
取り壊しの後は、マンションが建つようです。
上野周辺も、古い建物が、すごい勢いでマンションに建てかえらています。
ぼろぼろのアパート、昔ながらの「蔵」まだありますが・・・消滅も時間の問題なんでしょうね。
なんとかリノベーションの再利用でもいいので、残ってくれた方が、町の景色は魅力的なのに、と私は思います。
この歴史的アパートは「都市徘徊blog」でも紹介されています。 http://blog.goo.ne.jp/asabata/e/e65ca7b78cd1598a08df4cad336052a7
◆朝日新聞デジタル 7月1日配信記事より
最後の「同潤会アパート」、解体へ 東京・上野下 関東大震災の復興時に東京や横浜で建てられた同潤会アパートで唯一現存する「上野下(した)アパート」(東京都台東区)が、来年にも解体されることになった。 1929年完成、2棟計76戸の鉄筋コンクリート4階建て。約20人の居住者がいるが、権利者間で今年4月末に解体の合意に至った。14階建てマン…
強者どもが夢のあと・・・そんなところです。