舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

卒業式!!

2006-03-18 23:50:49 | Memoirs of 東京女子大
昨日、3月17日は東京女子大学現代文化学部卒業式でございました。
これをもって私もいよいよお世話になった大学を卒業したわけです
ということで、このときまで大切に大切にとっておいたベイリーズ様(大瓶)を堪能しつつ、昨日の顛末をプレイバックいたします


式当日の集合時間は朝9時15分。
どう考えても朝に今市から出てきて間に合うわけないので(というよりコレに間に合う時間に起きる可能性は絶望的なので)、こないだもちょっと触れましたが、前日のうちから吉祥寺の「東急イン」に泊まりました。

せっかく朝食バイキング付きのお得なプランで泊まったのですが、総代が食べ過ぎで式中に腹痛などというおぞましい事態は避けなければいけませんので、食べたいものが山のようにあってもひたすら我慢。
式の間お腹が鳴らないで済む程度の量しか食べられませんでした

というわけで、腹痛の心配もなく大学に到着。
その瞬間がこちらの画像です。これから大役が待っているとあって、顔がかなりカタイです。
ちなみに、このジャケットは世を忍ぶ仮の姿と呼ばれておりますが、後ろから見るとキンキラ刺繍布が首から垂れ下がっていてあんまり世を忍んでません。

着くと皆が校門や本館前で写真を撮ってましたので、私もマミちゃんに撮らせました。
この日のマミちゃんは自称黒子に徹しているとのことでしたが、相変わらず風にはためくロングコートなどを着ており、いつもながら親子揃って浮きまくりです。

集合時間が迫ってきたので、マミちゃんは一足先に講堂に入り、卒業生である私は控え室に行きました。
しかし、予想できたことではありましたが、皆さん見事に袴です。99%近く袴です。
つまり成人式における着物の割合とほぼ同じ。
それなのにウチの学科の場合、壇上にあがる役を務める3人に限ってどういうわけか袴ではありません。
スピーチするAちゃんと成績優秀者の賞をもらうSさんはスーツ。
そして、総代にいたってはインドドレスです。
どういうわけか偶然はもう一つあり、この3人は揃って同じN先生ゼミです。
ですので、ズレている私にとって、ほかの2人がよく知っている顔ぶれ(しかも2人とも私と違ってしっかり者)だったため、一人だけ変な方向に彷徨ってって迷子にならずに済んで助かりました。
そうでなかったら他学科の列に紛れ込むくらいのことは平気でやらかしていたはずです。


そして10時、卒業生入場です。
もうここから先はすっ転ぶことは許されませんので、たしょう見てくれを犠牲にすることも厭わずインドスカートをウェストでひと折りしておきました。
履いてる靴はHush Puppies。これまた見てくれよりも安定性を求め、2時間費やして選び抜いた代物です。既に昨日の予行で歩行練習済み。
しかし、入場時に非常に深刻な問題が...この大学の講堂の通路ときたら、なぜかツルッツル滑る坂になっているのです。
なんなんだこのある意味心臓やぶりの坂は。じっさい、ピンヒールなぞ履いてきてしまった気の毒な卒業生は、ガクガク揺れちゃってかなり歩きづらそうだったそうです。

入場が無事済むと、礼拝形式の卒業式がスタートします。
途中で賛美歌を歌ったり進行役のE先生が聖書を読み上げたりしましたが、私の場合大役が刻一刻と迫っておりますので、しんみり4年間の想い出に浸ってる場合じゃござんせん。

そしてついに卒業生の名前が呼ばれはじめました。
こうなると私の緊張も最高潮。自分の心臓の音まで聞こえてくる始末です。
いよいよ「総代 福田良奈」と呼ばれ、早足になりそうになるのを押さえつつ階段の前へ到着し、いざ左足を一段目にかけました。

ガクッ。

うわわわわわわ!!マジ!?なんと私、ヒールを階段に乗せ損ねてしまったのです。
おもわず「ひッ」とか叫びそうになるのをこらえ、こけそうになるのを踏ん張って押しとどめ、なんとか上まで登り詰めました。
しかし動揺が続いていたため、学長の湊先生に先に礼をしていただいてしまいました。ご、ごめんなさい。

学長先生が証書を読み上げてくださっている間も、私の耳には心臓の音ばかりこだましていました。
しかし取り敢えず手を震わせずに証書を受け取ることができ、さっさか降りてしまったことを除けば、だいたい練習どおりこなすことができました。

私の次は隣のSさんの出番です。Sさんも流石にいくぶん緊張した面持ちでしたが、落ち着いた足取りで無事務めを果たしておられました。
そしてAちゃんのスピーチで締めくくりです。
以前、中学の時だったかやはり代表者スピーチをした卒業生には、全員を代表するつもりからかあまりにも漠然とした内容に終始していた人もいましたが、これに対しAちゃんのスピーチでは彼女自身の大学での体験や率直な思いが語られていて、だからこそものすごく感動的でした。
おもわずもらい泣きしていた人が多かったのも頷けるスピーチでしたよ

というわけで、N先生ゼミの3人は一番怪しい総代も含めて全員つつがなくお役目をこなしました

ホッとしたところで退場です。
再びあの恐怖の坂を上っていかなければならないわけですが、一応下りよりは恐ろしくなく、しかも大役を果たしおおせた後とあってニコニコしながら上っていけました(先ほどのスピーチの名残か泣いてる人もかなり多かったそうですが)。


ハァ~終わった♪
というわけで、ぼちぼち世を忍ぶ仮の姿から脱皮します

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