舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

有頂天

2006-03-27 23:58:28 | 徒然話
といえば、三谷幸喜さんの最新作『THE有頂天ホテル』!!
昨日のイベント向けレッスンも終わったところで、最後の学割の機会と思い、シネコン「Tシネマズ」に行って観てきました♪

上映時間が遅かったため、思いがけずレイトショー割引が適用されてオトクだったのですが、これで最後の学割の機会を逃してしまいました
って、安くなってガッカリするのも珍しいわね。

三谷さんは私の大好きな脚本家です。
マイ・フェイバリット・ドラマは『古畑』よりも『王様のレストラン』だったりするのですが。
(もちろん古畑、特に第3シリーズもいいですが)
脚本の言葉遣いが好きな上、三谷作品に出る役者さんたちもどういうわけか私の大好きな方ばかり。

そして、三谷さんのことが好きな一番の理由は、笑いの質がとっても良いってことです
笑いを取ろうとすると(三流バラエティ番組でよくあることですが)どうしても下品なネタで受けを狙ったり、出演者を苛めるとか食べ物をみっともなく扱うなど、誰かがイヤな気持ちになるような方法に走ることがありがちです。
でも、そんなもん見て出た笑いじゃひとつもスッキリしないんですよね。

その点、三谷さんの書くものにはそういうダサイ種類の笑いは出てきません。
人を笑わせるのってものすごく難しいことなのに、笑いのツボが多い上、どれを取っても良質の笑いばかりというのには、私が愛してやまないプロの矜持を感じます。
だから、(ご本人の著書によれば批判もあったようですが)私は『新選組!』だって大好きでした。
特に最終話なんて滂沱の涙でしたよ

今日の映画も、久しぶりに映画で大笑いしまくり、そうとうストレス解消になりました
そうそう、日本の映画館の観客は鑑賞中あまりに静かですが、大声出して笑った方がずっと楽しいですよ。
ハワイのカハラモールに大好きな映画館があるのですが、そこあたりだと爆笑シーンではウチのレッスンでもこうはいかないってくらい笑いの渦が巻き起こり、あちこちでポップコーンが宙を舞います
さすがにビンボー症の私はポップコーンを飛ばしはしませんが、あえて空いてる時間帯の周りに人のいない前の席を選び、マミちゃんとバカ笑いするのがお決まりの映画の楽しみ方です。

もしあなたが宇都宮のTシネマズで映画鑑賞中に恐ろしいバカ笑いを聞いてしまったら、それは我々である可能性大です...ごめんなさい。
でも、空いてる映画館やホームシアターでは、ぜひ一度ストレスも疲れもお空の彼方に飛んでいくバカ笑いをお試し下さいませ。

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