舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

銀ちゃんねる!

2006-05-09 23:58:31 | ぼくはこんな本を読んできた
今日はハワイ語のレッスンに行く前に本屋さんで『銀魂』のキャラクターブックを入手しました。

銀魂とは...ご存じない方もこのブログのせいで名前だけは覚えていらっしゃるかもしれませんが...私が唯一無二といっていいほど愛している漫画です。

私は漫画はめったに愛しません(アニメはたまに愛しますが)。
そんな私がこの漫画に限って溺愛しているのは、ひとえにセリフ回しの絶妙さゆえです。
私たちは普段、書き言葉とは明らかに違う言葉でしゃべっているわけですが、いざこれを文章にしようとするとこれが意外と難しい。
それなのに、作者の空知英秋先生がこの作品の登場人物にしゃべらせるセリフときたら、まるで本当の会話の如くリアル。
どのくらい的確かって、チョーサーの『カンタベリー物語』なみの妙技です。

そもそもこれを読む気になったのは、大好きな新選組が出てくるためでした。
(作品では「真選組」となってますが)
新選組といっても普段は浅田次郎氏の『壬生義士伝』のような正道をいくタイプだったのに、なぜか明らかに大河ドラマに便乗したようなこの漫画に興味を示し、読んでみたらそのセリフ回しの妙技にすっかり惚れてしまったのです。

「真選組」のメンバーも多分全員本物のパクリです。
組織図を見たら、私の一番好きな斉藤一(はじめ)さんは「斉藤終」にされてます(笑)。
漫画でも、おもに登場するのは近藤さんと土方さんと沖田さん(のパクリ)。
しかし近藤さんはストーカー、土方さんはマヨラーで沖田さんにいたってはサボリ魔。
新選組ファンが聞いたら御用改めしたくなる過激なキャラ設定ですが、みんななかなかどうして魅力的。
特に私のお気に入りは、ストーカーゴリラの近藤さんです。
いや、けっこう侠気があってカッコいいんですってば!!

なおこの『銀魂』、空知先生によればなぜか主婦層に人気なのだとか。
よろしければ、火曜夜7時からのアニメ放送からお始めになってはいかがでしょうか。

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