舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

CD Review: "Come Closer" Tarkan

2006-05-22 00:56:33 | 徒然話
こないだ西洋で最も愛する男性アーティスト・マーク様について熱く語りましたので、本日は東洋の雄・Tarkan(タルカン)様について語らいたいと思います

画像はタルカン様の最新作にして初めての全曲英語詞のアルバム、"Come Closer"です。

まずジャケットをご覧いただけばお分かりのように、タルカン様のヴィジュアルは比類なくセクシーです。
緑にもグレイにも見える瞳といい、長~い睫毛といい、濃~~い顔立ちといい、どこから見ても色っぽいというよりエロっぽい
しかも、年々セクシーさが凄みを増してます。

そして、歌声もこの外観を裏切らずたまらなくセクシーです。
なおかつ、歌唱力も作品を出す毎にめきめきと磨かれ、タルカン様を一躍有名にした「Simarik」(Chu! Chu!でおなじみ)の頃に比べると別人のような巧さです。

そんなタルカン様が満を持して出した全曲英語のアルバムが「Come Closer」。
私はもちろん速攻買いました

まず聴いて驚いたのは、今までに比べて歌声がエロくないことでした。
これが彼の作風の変化によるものなのか、それとも英語とトルコ語の持つ音の違いによるものなのかはまだわかりませんが、今までより湿度が低くなったような気がする、甘い歌声です。
まあ、相変わらずセクシーではあるんですけどね
しかしこの歌い方でも相変わらずグッときます。英語の発音も美しいし、たまに入る低音の囁きがより際立ってゾクゾクです。

加えて、オリエンタル色を前面に出したサウンドも素晴らしい!!
全曲英語といえば、もちろん英語圏のマーケットを意識しているに違いないのですが。
たとえば、日本人アーティストがアメリカに進出しようとするとき、多くの場合一生懸命アメリカの真似をしようとして失敗しているように見受けられます。
しかしながらタルカン様は、今までの作品と同じくオリエンタルな旋律を活かしたサウンドで、おもわずドロップヒップやシミが止まらなくなります。
モダンでありながら、ベリーダンスもばりばり踊れるのがタルカン様の曲の魅力なのですね

3曲目の"Why Don't We (Aman Aman)"はラップも入って相当カッコよく、特にオリエンタルテイストの"Bounce"はタルカン様のセクシーさがいかんなく発揮されていますし、"Shikidim"はかつてトルコ語で歌われていたものの英語ヴァージョンなので、私のような長年のファンにはたまらない一曲です。

とにかくどれを聴いても文句なしにカッコいいので、暇さえあれば(というか暇がなくても)聴いていても飽き足らず、着メロまでこれにしてしまいたい気分ですが、いかんせんトルコのアーティストはマニアックらしく、どんなに検索かけても見つかりません...。

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。