舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

郷里の香り

2009-08-02 22:56:08 | ダンス話&スタジオM
昨日のレッスンに、新しく入った生徒さんのご主人が一緒にお越しになっており、レッスンを最後までご覧くださいました。

レッスン中からとてもあたたかく見守っている感じがして、皆で1曲踊ると拍手してくださったりもしてとても嬉しかったのですが、レッスン終了後、マミちゃんのもとにやってきたそのご主人のひと言に衝撃を受けました。

英語です。それもばりばりのハワイアン・イングリッシュです。

英語を100%ハワイで身につけたマミちゃんはもちろん、そんな母に連れられて幼少時からハワイに行っている私にとっても、ハワイの英語には実に耳慣れた心地よい響きがあり、まるで母語のようにスルスルと入ってきます。
渋谷の某ビジネスホテルでも、朝食時に近くのテーブルについた一家を、アクセントだけでハワイからのお客さまだと即座に見抜くほど、我々に親しんだ英語なのです。

だから、ご主人が開口一番におっしゃった事は"I'm from Hawai'i!"という十分衝撃的な内容でしたが、それはもう言葉を耳にした瞬間に分った事でありました。
そのご主人は長くこちらにお住まいで、英語を教えていらっしゃるとの事でしたので、ハワイ英語と言っても非常に美しく洗練された発音でした。

同じハワイ英語でも、もっと地方のとりわけ年配の方はアクセントが非常に強く、私あたりだと聞き取るのにちょっと苦労します。ハワイ語や他の外来語がぽんぽん混ざりますし。
ちなみに私にとって英語を聞き取りやすい順に並べると、(1) ハワイ英語、(2) アメリカ英語(ただしブッシュさんとかの南部の発音は若干難儀)、(3) イギリス英語 となります。
イギリス英語はひとえに大学教育のおかげですね。でも、イギリス英語(イングランド英語というべきか)が発祥のオーストラリアの人のアクセントはちと辛い。

一方、マミちゃんはほぼハワイ英語しか聞き取れないくせに、ハワイの方の言葉であれば前述のような非常にアクセントの強いアンクル&アンティの言葉も無問題です。
しかも、よく聞くとマミちゃんの言ってる事は文法なんて有って無いような代物を喋っているにも関わらず、相手にもばりばりと通じます。なんでだろ。

ともあれ、昨日お会いした生徒さんのご主人が素晴らしく耳に快い発音だったため、マミちゃんなどウッカリ今耳にしているのが英語である事を忘れ(笑)、思いっきり日本語で返してしまっていましたが、ご主人はちゃんとその美しい英語で返してくださるという、凄いコミュニケーションが成立していました。

そんなカンバセーションのなかでご主人は、今のレッスンがとても良かったとおっしゃってくださいました。
特に「あなたのフラが、笑顔が、姿勢が、Hip moveが、とてもハワイを思い出させて、ホームシックになりました」とおっしゃっていただいたのには感激!!
ハワイの方に「ハワイらしさ」を感じていただけるなんて、これ以上の栄誉がありましょうか?

もちろん、ハワイに住んでいたマミちゃんもこの出会いに感激してました。
ご主人の出身地は、マミちゃんの住んでいた界隈やダンス教室があったところとは離れているそうなので、あいにく地元話は出来ませんでしたが(そもそも今住んでる今市の事さえよく分ってない母には縄張り以外の事は分らなかろう)、もっと時間があればぜひまたお話しさせていただきたいです。

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