世間はお盆休みに突入しました。
なぜ「世間は」が太字なのかって、そりゃもちろん、我々には盆休みが無いからです
基本的に、ゴールデンウィークとお盆は、表面上はレッスンがお休みだったりするけれど、実質的には休みが「無い」ことの方が多いですな。
今回もまた、休みとは言いがたいお盆休みになりそうな感じです。
タチが悪いのは、普通のレッスンがないためにすぐダレてしまうことですね(笑)。
なんとなく休みみたいな気分になっちゃって、本当はそんな暇など無いのに、ついうだうだソファで寝たり横になったりしたくなってしまいます。
レッスンもイベントも無い日はなぜか化粧も決まらないし(笑)。やはり気合いが違うんですかね。
そういえば私がまだ気楽な小中学生だった頃、家人がみな出張レッスンで出払っている間に下校して来ると、みんなが帰るまで何時間も昼寝した記憶があります。
ああ、何時間も昼寝...これに勝る贅沢があるでしょうか。
何時間も昼寝出来ない分、せめてものプチ贅沢としてお盆前の昨日、映画を観てまいりました。
「プチ」贅沢なのでもちろんレディーズデーです(笑)。夏休みの、しかもお盆前だというのに、いつもどおりレディーズデー価格にしてくれるなんて親切ですねぇ。
観たのは『ナイトミュージアム2』日本語吹替版です。
『G.I.ジョー』と悩んだ結果、上映部屋の大きさでこちらにしました。
ハリーポッターみたいなドル箱映画の場合、一日中大きな部屋で上映してくれるものもありますが、そうでない作品は他の上映作品の合間を縫っていろんな部屋で上映されるため、時間によって部屋が違うことがあります。
ハナから小さい部屋でしかやってくれないようなマイナー作品だったら仕方ないけど、折角大きな部屋で観る機会があるなら、そこにしたいじゃないですか。
それなのに、私達が観た回ときたら驚くほどに空いてました。
こないだのハリポタの3分の1とか4分の1とかそういう感じです。それも、ハリポタは字幕版で、こちらは吹替えだというのに(※一般的に吹替えの方が人気が高いようです。たまに字幕版は最初から上映してくれない作品も。グッスン)。
普段字幕版しか観ない私さえ、時間と部屋の関係で吹替え版にしたのに、この空き方は何なんだ~~!?
凄く面白い作品なだけに、勿体ないな~。
『ナイトミュージアム』は娯楽作品です。それもアメリカの。
アメリカの娯楽作品ってことは、深遠なるメッセージも芸術性も無いってことと同義ですが(笑)、映画はただひたすら面白くて上等なのです。少なくとも私はそう思います。
おもいっきし笑えて、終わり方も爽快なハッピーエンド。最高です。
1作目も非常に面白かったです。
いろんな点でダメで奥さんに見捨てられ、息子からも愛想を尽かされた主人公が警備員として就職した自然史博物館は、なんと展示物の魔法の石盤の力で、夜になるとあらゆる展示物が動き出す博物館でした。
そこで起きた盗難劇を、命を持った展示(人)物たちと力を合わせて解決し、犯人は無事捕まえられたし、博物館は人気沸騰だし、息子の尊敬もゲットするし、いいことずくめで閉幕しました。
(※こういう私の稚拙で乱暴な説明でだいたい説明出来てしまう単純明快さが娯楽映画の良い所です。ただし、映像で観た方が遥かに面白いですが)
それなのに、2作目開始時の主人公は博物館の警備員をやめ、会社のCEOとして多忙な日々を送っていました。
黒塗りの高級車で運転手に送迎してもらえる地位なのに、息子は昔の仕事の方が「カッコよかった」と思っています。
本人も決して博物館(の人々)への情を無くしたわけではなかったのですが、ある日久しぶりに行ってみたら、博物館の改装が決まり、かつての仲間たちは明朝に遠くスミソニアンの倉庫に送られて、今後また日の目を見られるかも分らない運命にあることを知りました。
実業家としてのコネクションを使っても一晩ではどうすることもできず、運び出されていく展示(人)物たちを切なく見送ったその晩のうちに、なんと彼らの一人から電話がかかってきました(※「なぜ博物館の展示物が電話番号を知ってたのか」なんて野暮は娯楽映画にはナシです)。
どうやら、到着地のスミソニアンでとんでもないトラブルに巻き込まれているらしいのです。
主人公は即座にワシントンへ飛び、ニューヨークに残ってマッキントッシュを駆使する息子から携帯電話でオペレーションを受けつつ(息子なにげに天才ハッカー)、スミソニアンの地下倉庫に潜入しました。
夜になると、博物館から一緒にやってきた魔法の石盤によって、往年の仲間ばかりでなくスミソニアンのありとあらゆる展示物が命を吹き返しました。
その中に古代エジプトのファラオがいて、彼が石盤を使って冥界の兵士を呼び戻し、世界征服を企んだからさあ大変。
主人公はかつての仲間たちと、スミソニアンで新たに出会った人々(っつっても展示物ですが)と結束して、ファラオの野望を阻止することが出来るのか!?
...というのが、今回の物語の骨子です。
結論を先に行ってもつまらなくならないから言っちゃいますが、大丈夫です。大方の予想を裏切らず、彼らは無事、邪悪なファラオに勝利します。
だからハラハラしつつも安心してご覧ください。
結論ではなく、「どうやって勝利するか」という過程が遊び満載で痛快なので、こちらの方を存分にお楽しみ下さい。
今回初めて出て来る重要なキャラクターは、アメリア・イアハートです。
彼女は女性として初めて大西洋横断に成功した飛行機パイロットで、スミソニアンにおかれていた等身大の像が、石盤の力で動き出すのですね。
彼女を演じているのは『魔法にかけられて』のヒロインを演じた方です。好奇心旺盛でチャーミング。こういう役がピッタリの役者さんですね。
アメリアは囚われの身となった自然史博物館の仲間たちに代わって、主人公と一緒にスミソニアン中を奔走して解決に尽力するのですが、そんな中で主人公といい感じに...。
っつーか、周りの連中ハッパかけ過ぎ(笑)。
3体の天使像はぴよぴよと二人の頭上を飛んで死ぬほどベタなラブソングを歌うし、リンカーン(巨大)は二人の仲を誤解したままエールを送るし、果ては敵方のナポレオンまで詮索する始末。
ナポレオンに至っては「好きなのに今の友達関係を壊したくないから言えない臆病者だろう」とか五月蝿いです。余計なお世話じゃけんね。放っといてやれよ。
まぁ、周りから見ればどう考えても相思相愛なのになかなか踏ん切りを付けないじれじれカップルには、周りがハッパをかけてやるしかない...って待てー!!! この二人、出会ってからまだ数時間じゃないのさー!!!
一晩限りのアヴァンチュールにしたって、いくら何でも急き過ぎだろー!?!?
しかしまぁ、悠長なこと言ってる場合じゃないのは確かです。
アヴァンチュールどころか、この夜のうちにファラオの野望を阻止しないと、仲間の一人(極小サイズのカウボーイ)の命も危険です。
どう考えてもキッスとかしてる場合じゃないだろ、あんたら!?!?
...周りのケシカケに押されてすっかりソノ気の二人にはいい加減気ィ揉みますが、ともあれ事件は解決したんですから、まあよしとしましょう。
敵将とはいえ、悪い古代ファラオもなかなか茶目っ気があって良いです。
改心して仲間になれば良かったのにな。いや、改心が無理ならショッカーやバイキンマン的なポジションで、何も報われないのに果敢に世界征服を企み続けるキャラになっても良かったかも。
惜しむらくは、同じくニューキャラのアル・カポネの活躍があまり見られなかったことですね。
気障な台詞吐いたり、もっとかっちょ良い所を見せて欲しかったと思います。
かなり面白い作品ですし、展示物たちは無事故郷?の自然史博物館に戻れたし、主人公は一連の騒動によって決心して警備員に戻ったし、こりゃ更なる続編への布石も万端というところですね。
その時は、今回直接相対出来なかった人達にもぜひ顔合わせ願いたいものです。
なぜ「世間は」が太字なのかって、そりゃもちろん、我々には盆休みが無いからです

基本的に、ゴールデンウィークとお盆は、表面上はレッスンがお休みだったりするけれど、実質的には休みが「無い」ことの方が多いですな。
今回もまた、休みとは言いがたいお盆休みになりそうな感じです。
タチが悪いのは、普通のレッスンがないためにすぐダレてしまうことですね(笑)。
なんとなく休みみたいな気分になっちゃって、本当はそんな暇など無いのに、ついうだうだソファで寝たり横になったりしたくなってしまいます。
レッスンもイベントも無い日はなぜか化粧も決まらないし(笑)。やはり気合いが違うんですかね。
そういえば私がまだ気楽な小中学生だった頃、家人がみな出張レッスンで出払っている間に下校して来ると、みんなが帰るまで何時間も昼寝した記憶があります。
ああ、何時間も昼寝...これに勝る贅沢があるでしょうか。
何時間も昼寝出来ない分、せめてものプチ贅沢としてお盆前の昨日、映画を観てまいりました。
「プチ」贅沢なのでもちろんレディーズデーです(笑)。夏休みの、しかもお盆前だというのに、いつもどおりレディーズデー価格にしてくれるなんて親切ですねぇ。
観たのは『ナイトミュージアム2』日本語吹替版です。
『G.I.ジョー』と悩んだ結果、上映部屋の大きさでこちらにしました。
ハリーポッターみたいなドル箱映画の場合、一日中大きな部屋で上映してくれるものもありますが、そうでない作品は他の上映作品の合間を縫っていろんな部屋で上映されるため、時間によって部屋が違うことがあります。
ハナから小さい部屋でしかやってくれないようなマイナー作品だったら仕方ないけど、折角大きな部屋で観る機会があるなら、そこにしたいじゃないですか。
それなのに、私達が観た回ときたら驚くほどに空いてました。
こないだのハリポタの3分の1とか4分の1とかそういう感じです。それも、ハリポタは字幕版で、こちらは吹替えだというのに(※一般的に吹替えの方が人気が高いようです。たまに字幕版は最初から上映してくれない作品も。グッスン)。
普段字幕版しか観ない私さえ、時間と部屋の関係で吹替え版にしたのに、この空き方は何なんだ~~!?
凄く面白い作品なだけに、勿体ないな~。
『ナイトミュージアム』は娯楽作品です。それもアメリカの。
アメリカの娯楽作品ってことは、深遠なるメッセージも芸術性も無いってことと同義ですが(笑)、映画はただひたすら面白くて上等なのです。少なくとも私はそう思います。
おもいっきし笑えて、終わり方も爽快なハッピーエンド。最高です。
1作目も非常に面白かったです。
いろんな点でダメで奥さんに見捨てられ、息子からも愛想を尽かされた主人公が警備員として就職した自然史博物館は、なんと展示物の魔法の石盤の力で、夜になるとあらゆる展示物が動き出す博物館でした。
そこで起きた盗難劇を、命を持った展示(人)物たちと力を合わせて解決し、犯人は無事捕まえられたし、博物館は人気沸騰だし、息子の尊敬もゲットするし、いいことずくめで閉幕しました。
(※こういう私の稚拙で乱暴な説明でだいたい説明出来てしまう単純明快さが娯楽映画の良い所です。ただし、映像で観た方が遥かに面白いですが)
それなのに、2作目開始時の主人公は博物館の警備員をやめ、会社のCEOとして多忙な日々を送っていました。
黒塗りの高級車で運転手に送迎してもらえる地位なのに、息子は昔の仕事の方が「カッコよかった」と思っています。
本人も決して博物館(の人々)への情を無くしたわけではなかったのですが、ある日久しぶりに行ってみたら、博物館の改装が決まり、かつての仲間たちは明朝に遠くスミソニアンの倉庫に送られて、今後また日の目を見られるかも分らない運命にあることを知りました。
実業家としてのコネクションを使っても一晩ではどうすることもできず、運び出されていく展示(人)物たちを切なく見送ったその晩のうちに、なんと彼らの一人から電話がかかってきました(※「なぜ博物館の展示物が電話番号を知ってたのか」なんて野暮は娯楽映画にはナシです)。
どうやら、到着地のスミソニアンでとんでもないトラブルに巻き込まれているらしいのです。
主人公は即座にワシントンへ飛び、ニューヨークに残ってマッキントッシュを駆使する息子から携帯電話でオペレーションを受けつつ(息子なにげに天才ハッカー)、スミソニアンの地下倉庫に潜入しました。
夜になると、博物館から一緒にやってきた魔法の石盤によって、往年の仲間ばかりでなくスミソニアンのありとあらゆる展示物が命を吹き返しました。
その中に古代エジプトのファラオがいて、彼が石盤を使って冥界の兵士を呼び戻し、世界征服を企んだからさあ大変。
主人公はかつての仲間たちと、スミソニアンで新たに出会った人々(っつっても展示物ですが)と結束して、ファラオの野望を阻止することが出来るのか!?
...というのが、今回の物語の骨子です。
結論を先に行ってもつまらなくならないから言っちゃいますが、大丈夫です。大方の予想を裏切らず、彼らは無事、邪悪なファラオに勝利します。
だからハラハラしつつも安心してご覧ください。
結論ではなく、「どうやって勝利するか」という過程が遊び満載で痛快なので、こちらの方を存分にお楽しみ下さい。
今回初めて出て来る重要なキャラクターは、アメリア・イアハートです。
彼女は女性として初めて大西洋横断に成功した飛行機パイロットで、スミソニアンにおかれていた等身大の像が、石盤の力で動き出すのですね。
彼女を演じているのは『魔法にかけられて』のヒロインを演じた方です。好奇心旺盛でチャーミング。こういう役がピッタリの役者さんですね。
アメリアは囚われの身となった自然史博物館の仲間たちに代わって、主人公と一緒にスミソニアン中を奔走して解決に尽力するのですが、そんな中で主人公といい感じに...。
っつーか、周りの連中ハッパかけ過ぎ(笑)。
3体の天使像はぴよぴよと二人の頭上を飛んで死ぬほどベタなラブソングを歌うし、リンカーン(巨大)は二人の仲を誤解したままエールを送るし、果ては敵方のナポレオンまで詮索する始末。
ナポレオンに至っては「好きなのに今の友達関係を壊したくないから言えない臆病者だろう」とか五月蝿いです。余計なお世話じゃけんね。放っといてやれよ。
まぁ、周りから見ればどう考えても相思相愛なのになかなか踏ん切りを付けないじれじれカップルには、周りがハッパをかけてやるしかない...って待てー!!! この二人、出会ってからまだ数時間じゃないのさー!!!
一晩限りのアヴァンチュールにしたって、いくら何でも急き過ぎだろー!?!?
しかしまぁ、悠長なこと言ってる場合じゃないのは確かです。
アヴァンチュールどころか、この夜のうちにファラオの野望を阻止しないと、仲間の一人(極小サイズのカウボーイ)の命も危険です。
どう考えてもキッスとかしてる場合じゃないだろ、あんたら!?!?
...周りのケシカケに押されてすっかりソノ気の二人にはいい加減気ィ揉みますが、ともあれ事件は解決したんですから、まあよしとしましょう。
敵将とはいえ、悪い古代ファラオもなかなか茶目っ気があって良いです。
改心して仲間になれば良かったのにな。いや、改心が無理ならショッカーやバイキンマン的なポジションで、何も報われないのに果敢に世界征服を企み続けるキャラになっても良かったかも。
惜しむらくは、同じくニューキャラのアル・カポネの活躍があまり見られなかったことですね。
気障な台詞吐いたり、もっとかっちょ良い所を見せて欲しかったと思います。
かなり面白い作品ですし、展示物たちは無事故郷?の自然史博物館に戻れたし、主人公は一連の騒動によって決心して警備員に戻ったし、こりゃ更なる続編への布石も万端というところですね。
その時は、今回直接相対出来なかった人達にもぜひ顔合わせ願いたいものです。