舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

遅ればせながら

2006-12-09 03:29:46 | 徒然話
このブログではたいへん珍しい話題ではありますが、このごろまたしてもマスコミを賑わせているイジメ問題。
痛ましい事件の増加を受け、あわててお役所が対策機関を設け、「傍観者も加害者である」と至極真っ当なことをわざわざ声明にしましたね。

おいおい。
今さらどんだけ当たり前のことを言ってんだい。
わたしゃそんなこととっくの昔に知ってたよ。


...と容赦なく突っ込みたくなるのもやまやまですが、遅ればせながら公の機関がそういう見解をあらためて認識してみせるのは、きっと意味のあることだと思います。
ちょっと遅すぎた気がしないでもないけどね。

もう一度いいますが、イジメの傍観者はすなわち加害者です。
いえ、ある意味実行犯より悪いといってもいい。

少なくとも私の意見では、実行犯よりもっと許せないのが傍観者ですね。

ってこんなこと力説してますが、とりたてて私が苛められてたわけではありません。というより、自覚の上では苛められてると思って気にしたことはなかったですね特に。

でも、とりわけ小中学校の頃だと、いじめる生徒やいじめられる生徒が必ずいました。
そうするときまって不思議な現象がおこるんですが、いじめている生徒に追従していじめる側に加わる生徒が必ずいるんです。
ここでいう「いじめる側」というのは、直接手を下す人間だけではありません。
いじめている人間をさらに煽るような言動をするとか、見て見ぬフリするのなんかも十分に「いじめる側」ですよ。

不思議...そう、それは私にとって「不思議」以外の何物でもない行為です。
だって、いじめている張本人には(たとえそれがどんなにくだらなくて一方的で逆ギレめいた理由であっても)それなりにいじめに走る理由があると思うんですよ。
相手への逆恨みかもしれないし、単に自分がイライラしてるのかもしれません。いわば理性を失っちゃった状態にあるわけですね。
しかし、周囲の人間にはわざわざその人をいじめる理由なんて何もないはずでしょう。少なくとも、同じ時に同じ相手をいじめる理由を持った人がそんなに大勢現れるなんてありえないはずです。
なのになんで自分まで一緒にイジメに加わるのか、わけがわかりません。

私は小学校に入って初めてイジメを目にした時からそう思っていたので、はなから苛める側には加わりませんでした。
クラスの皆から無視されている人だろうが、喋りたければ喋りますよ。
周囲の人間が勝手にいじめの標的に選んだくらいで、自分まで友達付き合いを変える必要はないです。
だって私にはその人をいじめる理由が何もなかったんだもの。当然です。

これは私の正義感からしたことではなく、たんなる自己中の一環です。
そういえば中学にあがるときも、「髪を短くしないといじめられる」といわれたって自分は長い髪を手放す気にはならなかったからそうしませんでしたし、通学の自転車も皆が乗ってる高くてダサイ指定自転車を買わないといじめられるといわれましたが、それにはとても乗る気になれなかったので違うモデルを買いました。
いずれも私がやりたいようにやったところで誰にも迷惑をかけるものではありませんから、勝手にやっております。自己中ってことですな。
だから私の態度は全然褒められたものじゃないんですが、もしこんな自己中ばっかりならこんなにもイジメが社会問題になることはないのではないかという気がしないでもないです(笑)。

そもそも、仲間はずれを極端に恐れて、目立たぬよう人と同じにするのを良しとする風潮がこういう大掛かりなイジメを生んでいるのだと、私は思います。
もし「人と違うことをしたくない」というくだらないことこのうえない理由でイジメに加わる人間が一人もいなくなれば、いじめる側が理性を失ったたった一人(あるいは数名)だけになるわけで、いじめられている人をかばう人も現れるでしょうし、いじめる側をいさめる人もいるでしょう。
いずれにしてもいじめる側のテンションが下がり、たいして長続きしないはず。

いじめる側に加わらなかったために、自分をいじめの標的にする程度の人間とは、付き合う価値もありません。そんな人の存在は気にしなくてよいと思います。
どうしても気にしてしまうのなら、学校を替えるなり通うのをやめるなりすればよいのです。

とまあそんなわけで、超個人的な見解を述べさせていただきますと、私はいじめや犯罪の首謀者とか世界征服を企む悪の帝王(←これはむしろ好き)よりもずっと、他人の顔色をうかがってとりあえず長いモノに巻かれとけ的な人間の方が、いっっっっとう許せないのであります。
そこまで大きなスケールじゃなくて日常でも、仲良しグループから仲間はずれにされるのを恐れるあまり自分の意志というものが持てない生き方はシ~ンジラレナ~イと思っている今日この頃。
そんなのはほんとの「仲良しグループ」じゃないんで、さっさと見切りをつけちまいな。と江戸っ子ばりにお節介を焼いてしまいます。

まあ、これって逆立ちしても他人と同じになれない人間の開き直りかもしれませんが(笑)。

春ワル!!

2006-12-08 01:42:45 | 徒然話
韓国ドラマ春のワルツ(略称春ワル)(←ってあんたが勝手に決めたんだろう)』、相変わらず楽しく見ております♪

けっきょく今回観たドラマは、これを含めて3本。まあ、最近では観た方といえましょう。
このごろは面白いドラマがなくて、放映作品に一本も観るものがなくレンタルビデオに頼ってた時期もありましたからね。
今はレンタルビデオショップに足を運ぶ暇がないという説もありますが

春ワル以外の2本は、もう終わった『セーラー服と機関銃』と、昨日ついに子供が子供を産んだ『14歳の母』です。

これらはですねえ、前者は「ヤ●ザなんかになるもんじゃないよ」、後者は「子供が子供なんか産むもんじゃないよ」という、それぞれ教訓であると私は理解しているのですがどうなんでしょう(笑)。ま、無責任に美化して描いてないとこに好感が持てるともいえますが...。
だって、世の中の青少年がみんなヤから始まる3文字のご職業に憧れてしまったり、十代で出産することをなんとも思わなくなってしまったりしたらまずいでしょう。

まあそれはともかく、大事なのは春ワルです。
いろんな方に訊いても観ている人がものすごく少ないのは、もしかして『Dr. コトー』の裏番組なせいかしら。
でも春ワルもぜひのお勧めです。録画だっていいから。あ、春ワルはNHKでCMがないから、『コトー』を録っておいてCM飛ばしながら見るのが最も効率がよいと思われます。って、私が指南することじゃないな。

春ワルの主人公(と私が勝手に決めている)フィリップは、もちろん相変わらずのカッコ良さです
こないだ「若いのと眼鏡じゃないのが欠点だが云々」といっていたら、なんと先週からメガネかけてます

オイィィィ!!!私を悩殺する気かァァァァ!!!!

フィ、フィ、フィリ、フィリップがメガメガメガネをををを~~~(失神
いや外見ばかりでなく、少なくともトライリンガル(3言語話者)だし、ヒロインへの懸想っぷりは一途だし、それも自己中でなくつねに彼女のためを思って振る舞ってるし、もういうことなしです。
悪いこと言わんから、今すぐ主役を交代なさい。

...と脇役が輝いてるばっかりに散々な言われようの主人公のピアニスト(男性、性格:ネクラ、名前忘れた)ですが、そんな彼にこれまた過剰に一途な思いを寄せている女がいるのも、韓国ドラマのお定まりです。
その女こそ、私がウザメガネと呼んで憚らない、自称・主人公の筒井筒のガールフレンドです。
名前をイナといいますが、前にビョン様が同じ名の役をやっていた思い出を穢したくはないので、私の中での呼び名はあくまでウザメガネ。

いやあ、さすがユン・ソクホ監督、こういう憎まれ役を作るのが実にうまいです。
ウザメガネときたら勝手に幼少の初恋(しかも実は人違い)を美化しまくり、自分と男主人公の仲を激しく誤解して彼女ヅラをし、それが高じて一方的にヒロインをライバル視していびるという、韓国ドラマにおける憎いあんちくしょうの王道を邁進しています。

肝心の主人公二人はまだ色恋沙汰には到達しておらず、今日の回辺りでようやくいい感じになりつつある程度ですが、やーもうウザメガネの先回りな妄想ばかりが暴走すること暴走すること。
当然「愛すべき方の」脇役フィリップの懸想もヒロインを置き去りにして空の彼方まで舞い上がっている状態です。
まあ私なら一瞬たりとも迷わずにフィリップを選びますが、ヒロインにその気は一切なし。もはや清々しさすら感じます。

韓国ドラマのいいところは、主人公カップルがお互い以外の相手に対してきわめて淡白な姿勢を貫くところですね(笑)。
いくら周りに引き裂かれそうになっても、本人同士の気持ちに揺れはない。そこが日本のドラマと違って素敵です。

ジプシー完成!!

2006-12-07 23:25:14 | ダンス話&スタジオM
今週、日光スタジオでジプシーダンスの新曲がめでたく完了しました

ベリーダンスはフラに比べて一曲の分数が長く、動きが立体的で移動も複雑なので、曲の完成にそれなりの時間がかかります(フラであっても、こないだの市民文化祭で初披露した曲くらいの大作になればけっこう時間をかけますが)。
だから一曲仕上がるとみんなして「ぷはァ~~~」と安堵の声を上げ、ホッと一息つくのです。

とはいえ、まだまだ完成にはほど遠い部分もありますので、今後も来年の本番に向けて踊り込んでいく作業が残ってます。
課題は小道具遣いをマスターすることと、移動をスムーズにすることですね。詳しくは企業秘密なんで書けません(笑)。
でも、企業秘密といいつつも今度の16日と23日のクリスマスイベントでは、クリスマス記念ということで先行披露いたします♪
だって衣装の色がクリスマスにピッタリなんですもの
いえ、別にクリスマス向けに作ったわけじゃないんですが(なんたって衣装をデザインした時点ではまだクリスマスイベントの企画なんてなかったですし)、よく考えたら色合いがほどよくクリスマスムード。
せっかくちょうど数年ぶりにスカートを新調したんですから、こりゃあクリスマスに使わないテはないでしょうということになったのです。

てなわけで、以前からいかんべ祭の主催者の方にリクエストされていたジプシーダンスを、今回の南那須のクリスマスイベントでようやくお見せできる運びとなりました。よかったよかった

サバラン(ラム酒添え)

2006-12-06 23:11:16 | 美食礼讃
酒の話が出たついでに、私が好きで好きで辛抱たまらんサバラン(ラム酒添え)のお話です

この魅惑のデザートが食べられるのは、お馴染みファミリーレストランのココスです。
御覧の通り上に乗っているのは二切れのオレンジと生クリームのみ。いたってシンプルですね。
私が今一番気に入っている宇都宮のケーキ屋さんでもまあまあ美味しいサバランを作っているのですが、ココスに一歩及ばないのは、このシンプルさにおいて負けているからです。

私やマミちゃんが思うに、真に美味しいものに装飾は必要ないのです。
ゴテゴテしたフルーツもナッツも無用なのですよ。もちろん水飴をぴゅるぴゅる飛ばして固めたやつなんか無い方がマシです(笑)。

だから腕の良い人が作ったシンプルなお菓子(例:クィーン洋菓子店のストロベリーショートケーキ)が世の中で最も美味しいのですが、ココスのサバランはファミレスのデザートでありながら、なかなか高レベルでなおかつシンプルという奇跡の産物です。

注文するときはもちろん、「ラム酒添えで」と頼みます。そうすると小さなグラス一杯のラム酒がついてくるわけです。
ここで未成年者や運転手にはご遠慮いただいておりますといわれたからといって、怯んではいけません。
酒といってもたいして強くないし、量もほんのちょっぴりだからだいじょうぶですよ。それに、サバランにかけてしばらくほっておけば、アルコールはあらかた飛んで風味だけを味わうこともできます。

ただし、じつをいうとグラスに注がれるラム酒の量は店によって違います。それもかなり。一番多いところと少ないところでは、倍くらい違いますね。
最も良い店(つまり一番沢山くれるところ)は矢板店です。皆様ぜひお行きください。徒党を組む勢いで行ってあげてください。あんないい店がつぶれてしまっては一大事ですから。
まあ、私がここで心配しなくても、矢板の北校の皆さんはよくレッスン後に行ってらっしゃるみたいだから大丈夫でしょう。

私はこのラム酒をドリンクバーのアイスティーにも垂らします。これはドリンクバーネタの時にもおすすめしたと思います。
普通はサバランに注いだ後でお酒のグラスをアイスティーで洗う程度です(それでも香りは楽しめます)が、矢板店でたくさんのラム酒をいただいたときは、最後の3滴分くらいをわざと残しておき、アイスティーに注ぎ込みます。
そうとう良い香りがアイスティーに満ち、イギリス紳士の気分を味わえること請け合いです。


え、アイスティーとか飲んでるうちはイギリス紳士への道は遠いですか。やっぱり。

年末イベント&忘年会

2006-12-05 23:57:21 | ダンス話&スタジオM
2連発クリスマスイベントに向け、しじゅうプログラムを考えている今日この頃。
今回は初のクリスマスサプライズも企画しています
特に23日のイベントは夏に変身ものベリーダンスをお見せしてしまった「いかんべ祭」の所なので、まさかあんな印象の強いネタをもう一度使うわけにもいかず、新たなサプライズが必要なのですよ。

そして23日のイベント終了後には忘年会も企画しております
なにしろ南那須は遠いので、冬だし夜だし帰るのイヤという人はお泊まりコースもアリです。
たまたま喜連川の方が生徒さんにいらっしゃるので、会場を手配していただけることになったのです。
出るのやめようかと思っていたのに「忘年会」につられて出ることにした人までいました(笑)。

そういえば、こないだいかんべ祭の後に軽い飲み会はやったけど、忘年会というのは久しくやっていなかったですね。
実は10年以上前は鬼怒川に泊りがけで忘年会にくり出したこともあったんですよ。
当時私は小学校低学年でしたが、基本的に当時から全くかわらない精神構造をしておりましたので、夜に強い上に酒の席でやたらハイになるキャラでした。
忘年会のみならず、スタジオのダンスパーティーの二次会でも、外見が小学生でさえなければ誰もが「こいつ泥酔しとるやん」とおもうようなテンションになってましたっけ。

母マミちゃんは当然実際に呑んでいました。あの人は呑んでも基本的に変わりません。
ただ、酒が過ぎるとやたら寝て翌朝記憶を失うけどね。まあ、さほどは人様に迷惑をかけない酔い方といえるかもしれません。

私が人生で一番飲んだのはこないだの飲み会でしたねえ(笑)。もうワイン何杯飲んだか忘れました。
そもそも、ワインボトル1本以上飲む機会がほとんどないから、場数じたいが少ないんですけどね。
じつをいえばあのときは酩酊状態でブログに書き込んでおりました。
でもとても不思議なことを発見したのですが、私、飲むと記憶が冴え渡るらしいです。
もちろんさらに飲めば別でしょうけどね。おおこわ。
とにかく先だっての場合、自分や同席の方々の言動や食べたもの、目にしたものまで、普段よりおそろしく鮮明に覚えています。
その鮮明な記憶によれば、私は飲むと口調がおぞましく丁寧になります。「~でございます」とか平気で言い出しますよ。

もしかすると、酩酊により理性を失うまい失うまいとして、脳が必死に記憶力を研ぎ澄ませたり口調を改めさせたりしているのかもしれません。おおおお、こわ。

あっそうか。じゃあテスト勉強の前も酒飲んどきゃよかったのね(オイ)

祝・出世

2006-12-04 23:25:09 | 徒然話
マーク様ネタついでに、彼の名を世界に轟かせた(っちゃオーバーだけど)リロ&スティッチの余談です。

スティッチったら今とんでもなく出世してるんです!!
画像は先日見てきたディズニーランドのクリスマスパレードの模様ですが、なんとなんと、スティッチが主役の山車(←フロートと言えフロートと)があるんですよ
テーマは「ハワイアン・クリスマス」。よーく聞くとBGMも「♪メレカリキマカ」とハワイ語が入っているし、リロやスティッチも「アロ~ハ」とか言ってます。
ばらしちゃうと山車は明らかに夏のパレードで使ったのの再利用だけどねー。
まあ、一応ハワイアンキルト風の柄付きのソックスとか下げてあって、クリスマス仕様になってますけどね。
でもなぜか同乗してるクラリス(まったく別のディズニー作品に出てる色っぽい女の子)の服装が夏のまんまなのは、ごまかしようがないぞ。
実はあの服装、うちのディズニー・オーソリティーの皆さんの評判も一番良かったんで、退役させるのが惜しかったんでしょうか。
あと先頭に乗ってるスティッチの踊りも夏パレードの振りつけそのまんまです(笑)。

そう。先頭はスティッチなのです。リロでなく。
どうも当初は「リロ&スティッチ」というだけあって人間の少女リロが主人公に設定されていたのに、思いがけずスティッチ人気の方が高まってしまい、気付けば君主様ミッキー閣下やドナルド、ミニー、プルートといった主要キャラと並ぶいきおいで夥しい量のスティッチグッズが登場しております。
ちかごろでは完全にピンで活動してますね。ピン言うな。

リロはどこに行ったー!?!?と叫んでると、スティッチと一緒にボードに乗ったりスティッチに頬ずりされたり寵愛されている青緑色の不思議なキャラクターが目に入りますが、あの子はスクランプですよ。あれリロじゃないですからね。リロが作った人形です。
って、私がスクランプを溺愛しているせいで前もこのことを言ったような気がしますが、どうも最近スクランプに萌えるのは私ばかりではないらしく、スクランプ単独グッズまで見かけるようになりました。

私は見てませんが今年のディズニーハロウィンイベントでもスティッチは活躍してたとのことで、天晴な出世ぶりです
しかも大きな口をグワーッと開けて鋭い歯を見せてる凶暴そうなスティッチの受けがいいのがうれしいですね(笑)。

邂逅!!!

2006-12-03 23:33:41 | ダンス話&スタジオM
本日、ついに敬愛するマーク・ケアリイ・ホオマル様とお逢いしてまいりました!!!

マーク様といえば...そう、キンカメでのチャントに一目(一耳?)惚れし、リロ&スティッチの映画で流れる歌声にしびれ、今年4月のメリーモナークで生演奏を聴いてさらに愛を深めてストーカーと化した、2006年マイ・ベスト・オブ・クムフラでございます

今回ようやく直にお逢いすることができ、「メリモであなたの演技を観て鳥肌がたって魂が揺さぶられた」と、ずっとお伝え申し上げたかったことを告白することができまして、たんなるストーカーからは一歩ばかし前進できたかなと、かように勝手に思っているわけです。

実は唯今マーク様が来日しておられまして、ホテルに張り込んでストーキングしたいところをグッと堪え、ワークショップに参加してきたのです。

いやあ、マーク様のワークショップたるや凄かったですね。
何が凄いって体育会系です。
私も大勢の先生方に習って参りますと、必ず体育会系の先生方に巡り会うわけですが、ことフラに関してはウォーミングアップからここまであからさまに体育会系というのは初めてでした。
体育の偏差値20台の私には凄まじい苦行でしたが、そこはで乗り切ります。
まぁ無理して乗り切ったせいで、現在脚がまったく動かなくなっておりますが(笑)。

その凄まじいフロアートレーニングをしながら、マーク様がイプヘケを叩きつつ朗々とチャントなさるわけです。
マーク様は普通勢いで押しまくりのパワフルなチャントをなさる方なんですが、このウォーミングアップで口ずさむチャントはいい感じに力が抜けていて、なかなかどうしてエロいんですよねえ。

ううむ。エロいチャント。生まれて初めて聴きました(※意味がエロいのは耳にタコができるほど聞いてますが)。
たまりません..ッ
声量のある人がチカラ抜いて歌うと、なんとも色っぽくていいやねえ。
そんな魅惑のチャントを聴きながら苦行を続けているとうっかりM気がもたげてきて、あやうく蝋燭垂らされて悦ぶ人の気持ちがわかりそうになってしまいます。

いかんいかん。わたしゃほんとはSなんじゃから(←そういう問題ではない)。
と、とにかく、いい加減筋肉痛の徴候が出始めたとこでベーシックの練習に入ります。
というか、マーク様のワークショップはほとんど全編ベーシックでしたね。
私のやり方とはだいぶ違うので(いや、マーク様の方が普通じゃないってことなんだと思いますが)けっこうカルチャーショックの連続でした。

カルチャーショックといえば、マーク様のアウトローぶりの片鱗も何度か伺えて、それがとても嬉しかったです。
「フラ界のバッドボーイ」などといわれる所以が少しわかりました。私の印象では「フラ界のジェームズ・ディーン」てとこでしょうか。オールドファッションに反抗して打ち砕いていこうとする若者のスタンスですね。
そのスタンスが、彼のフラ哲学にも踊り方にも如実に現れています。
マーク様の意見は人によっては奇異に聞こえるかもしれませんが、私個人にとっては、以前卒論でフラのことを書いた時に漠然と悩んでいたことの核心をつくようなところもあって、かなり共感しながら拝聴しました。

ちなみに私は「踊り方」にのみ関していえば、常日頃「とても23歳とは思えない老成した踊りを踊りたい」と思っています。極端な話、自分の踊りに若々しさなんて不必要だと思っているんですね。まあ、性格が餓鬼な分踊りくらいは大人の踊りにしたいという説もありますが(笑)。
だからあくまでも若者の立場で新しいものを創り出していこうとしているマーク様とはある意味真逆といえるかもしれません。

でも、だからといってマーク様の踊りとは相容れないというわけではないんですよね、私の場合(彼のフラはフラではないという人たちもいるそうですが)。
マーク様の「パワフル&セクシー」を重視するスタイルは私も賛成ですし、要は「古いもの」と「新しいもの」が反発しあうのではなく、それぞれ尊重しあってお互いにいい部分を吸収していくのが理想のあり方だと思います。

昔から若者と大人は反発しあうものだから、そううまくはいかないのかもしれないですけどね。
少なくとも、ばりばり若者でありながら10歳以上年上の人としかまともに喋れない変人福田良奈23歳は、あくまでも若者と大人のいいとこどりを提唱していきたいと思います。
あ、そうか。自分が老けた若者だから、若ぶってるおじさんに惹かれてしまうのね(注:若ぶってる若造には鼻持ちならない)。
ああ...私の脳裏をちょい不良ジローラモさんやマジ不良(笑)内田裕也さんが走馬灯のようによぎってゆく.....。

そんなわけでますます愛を深めたマーク様と一緒に、写真を撮っていただきました。
マーク様に「You're a good dancer!」と言っていただけただけでも、20年のキャリアは無駄ではなかったと思います。

トナカイフェチ見参

2006-12-01 02:05:08 | 徒然話
本日分の書き込みから12月ということで、クリスマスにふさわしいネタをば。

突然ですがマミちゃんはトナカイです。

あぁーあ、母の正体をバラしてしまったよ。
まあ、私の正体がカエルであることはとっくの昔にバレてるんだから、マミちゃんがトナカイだってことが知れてもさほど問題はないでしょう。
マミちゃんの頭部に角の名残があります。
ちなみに私は泳ぎが下手なのと虫が苦手なのでカエルになり損ねましたが、マミちゃんは寒さが苦手だったのでトナカイから落伍してしまいました。
確かにハワイにトナカイはいそうにないものねえ。
なお、マミちゃんによれば爆笑問題の太田さんもトナカイだそうです。

そんなトナカイであるマミちゃんは、私とは全く違った理由からクリスマスを愛しています。
すなわち、トナカイたちが凛々しく活躍する姿を見て頼もしく思うのだそう。年々彼らの出番が増えているのを見て、いたく喜んでおります。

画像はディズニーランドのクリスマスパレードの一場面です。
パレードの最後の登場する真打ちことサンタクロースの先触れとして、トナカイダンサーズが登場するのです。
もちろんマミちゃんはこういう写真を大量に激写。
中には変態的ドアップやコーフンのあまりブレているものも見受けられ、あきらかに撮影者の理性がぶっ飛んでいるのが分かります。

それにしても、このトナカイダンスは確かにうまかったですよ
動き方がすごく面白い上に、トナカイらしさが全面に出ているのが良かったです。
思わず私までお尻を振るトナカイダンサーズに「トナカイ萌え~~~!!!」とか叫んでしまいました(笑)。


しかし、やはり私が最も萌えるのはカエルに決まってます
今回は...なんとディズニーシーで始まった新しい昼のショーに、カエルが出演してるんですよおお!!!

残念ながらランドのトナカイたちと違って踊るわけじゃないんですが、巨大なカエルが山車となって登場するんです
その様子がもう...ドラゴンやフェニックスみたいな伝説の生き物と並んでいても堂々としているし、口角がきゅっと上がったカエル顔はとても誇らしげで、立派になったわが子を見ている心境で涙が止まらなくなりましたよ
ビデオカメラでカエルだけを追い続けていたんですが途中から感極まって声が詰まってしまい、あとで見直したらそれまでベラベラと実況していたのが突然静かになってました。

最後ミッキー閣下が「世界はひとつ!!フハハハッ」などと〆の口上を述べているというのに、私と来たらカエルの姿が見えなくなると同時に撮影をやめ、アラビアンコーストのオリエンタルダンスショーに向かって走ったのでありました。

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